2021-03-16 第204回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
有機質資源を原料とした堆肥等の利用は、持続的な農業生産活動のための土づくり、あるいは地域資源の循環利用にとって重要な取組であるというふうに考えております。特に、化学肥料を使用しない有機農業にとりましては、堆肥の使用は作物へ肥料成分を供給するため大変重要なことであるというふうに考えております。
有機質資源を原料とした堆肥等の利用は、持続的な農業生産活動のための土づくり、あるいは地域資源の循環利用にとって重要な取組であるというふうに考えております。特に、化学肥料を使用しない有機農業にとりましては、堆肥の使用は作物へ肥料成分を供給するため大変重要なことであるというふうに考えております。
藤沢市の有機質資源再生センターでも、稼働率が六八%にとどまって慢性的な赤字が続き、これも事業の中止に追い込まれたということで、結構、失敗している事例、さっと拾い上げただけでもこれだけあります。ほかにもたくさんあるかと思います。 私が問いたいのは、こうした事業の赤字による実際の契約解除等のこの失敗例をどのように検証されていわゆるPDCAサイクルを回しているのか。
畜産の盛んな宮崎県は、貴重な有機質資源である堆肥が非常に豊富にあります。それぞれの地域で、農作物が元気に育つ健全な土づくり、畜産農家と耕種農家が手をつなぐ耕畜連携、資源循環型農業に力を入れております。口蹄疫からの再生に大変な苦労をされてきた宮崎県の畜産農家は、堆肥で被害が出たら、地域のきずな、信頼関係が壊れてしまう、なぜ水際規制をしてくれないのかとおっしゃっています。
○玉沢国務大臣 家畜排せつ物の管理の適正化及び利用の促進に関する法律におきましては、家畜排せつ物を貴重な有機質資源であるととらえまして、その適正な管理を確保し、堆肥として土づくりに活用するなど、その有効利用を積極的に推進をすることといたしております。有用な資源としてできるだけ使う、こういうことでございます。
○樋口政府委員 こういう農業生産方式を導入していただく際に、一つは、有機質資源、堆肥等を安定的に入手する、こういう側面からすると、当然一人一人よりは、出し手も受け手もある程度まとまっていることが有利になるのはもう御承知のとおりでございます。
このために、これまでも種々の施策を講じてきたところでございますけれども、平成十一年度におきましては、新たに生ごみと家畜排せつ物の一体的堆肥化など、有機質資源を循環利用する事業を新たに創設したところでございまして、今後、地域の実情を踏まえながら、生ごみと家畜排せつ物の一体的な処理など、有機質資源の循環利用の推進を図っていきたいと考えております。
食料の自給率の関連で申し上げれば、土地利用型農業、麦、大豆につきましての価格政策の見直しに伴います新対策をどうするかという問題、農業の持続的発展の関連でいいますれば、有機質資源のリサイクル関係の対策をどうするかという問題、それから認定農業者などの担い手に対する施策をどう集中していくかという問題などがあろうかと思います。
○国務大臣(中川昭一君) 家畜ふん尿は、排せつ物処理という観点だけではなくて、先生今御指摘のような貴重な有機質資源でございますから、農地に還元する等自然の循環機能を生かしたリサイクルを促進するということが大切だと私も思います。
家畜のふん尿につきましては、環境保全という観点だけでなしに、また有機質資源の有効利用という観点から、これを堆肥化して農地に返していくというリサイクル利用を基本的に進めていくことが重要であろうと考えております。
家畜のふん尿につきましては、先生からも詳しく御指摘ございましたように、環境の保全のみならず、有機質資源の有効利用というような観点から、例えば、地域の食品産業残渣を含めて堆肥化するというようなことを含めまして、地域における耕種農家との連携等を図りながら、農地に還元することを基本にしましたリサイクル利用が重要であろうと考えております。
この場合、家畜ふん尿を貴重な有機質資源として農地に還元することによって、自然の循環機能を生かしたリサイクル利用を図ることが基本であると考えております。
各家畜のふん尿につきましては、環境保全といった観点だけじゃなしに、有機質資源の有効利用という観点からもこれを堆肥化して農地に還元していくといったことが基本になろうかと考えております。 農林水産省としましても、そういう観点からこれまで家畜のふん尿の処理のための機械とか施設に対する助成とか、あるいは低利融資なりリース等、いろんな施策を講じているところでございます。
しているところでございますが、特に家畜のふん尿にその地域で出ます生活の生ごみとか食品加工の残燈といったものを副資材として加えて活用いたしまして一体的に処理するということも一つの有力な手法であるということで、これまでも現実にそういう事業が行われているところもございますが、予算面でも支援をしていきたいということで、現在御審議をいただいております平成八年度の予算におきましても、家畜のふん尿にそういった地域の有機質資源
今先生おっしゃいましたように、単にこれは悪者扱いというか、マイナス面としてとらえるのではなくて、有機質資源でございますので、これを農地に還元をする、そういう形で、いわゆるリサイクルを進めていくということが非常に肝心だろうと思います。
御指摘のように、家畜のふん尿というのは、一方で従来から貴重な土壌還元の有機質資源ということもございますので、私どもはその辺を重点に対応を考えておるわけでございます。