2000-04-21 第147回国会 衆議院 環境委員会 第4号
○清水国務大臣 今、地点の選定のことについてお尋ねでございますけれども、地点の選定に当たりましては、対象地域内の廃棄物焼却炉の発生源から大気中に、ダイオキシンは大気中に放出されるのがほとんどなわけでございますけれども、周辺の状況から見て地上のダイオキシン濃度が最も高くなるだろうと思われる地点、それが最大着地濃度地点と言われておりますけれども、そこの近傍にあります公共水域の環境基準点を選定するという統一的
○清水国務大臣 今、地点の選定のことについてお尋ねでございますけれども、地点の選定に当たりましては、対象地域内の廃棄物焼却炉の発生源から大気中に、ダイオキシンは大気中に放出されるのがほとんどなわけでございますけれども、周辺の状況から見て地上のダイオキシン濃度が最も高くなるだろうと思われる地点、それが最大着地濃度地点と言われておりますけれども、そこの近傍にあります公共水域の環境基準点を選定するという統一的
最大着地濃度地点は南南西八キロと、だから天の橋立は心配要りませんと、こうなるんだ、これ。
ただ、私どもといたしましては、私ども自身でも勉強いたしておるわけでございまして、その結果先ほどのような少し舌の足りない言い方を申し上げましたが、先ほど申し上げたことを申し上げますと、石炭中の水銀全量が蒸発して大気中に放出されるという仮定をいたしまして、しかも地表の最大着地濃度地点でどのくらいの水銀が拡散濃度としてあるだろうかと想定いたしました場合に、大体百億分の一グラム・パー・立米程度であろう。
もう一件は、小柳津弘さんという方からの御意見でございまして、渥美町以外につきましても、ばい煙の最大着地濃度地点との関係から言って田原町の方が渥美町より影響を受けるということでございまして、これについて十分な調査がなされるまで火力増設を見合わせるべきである、こういう意見でございます。こういう二つの意見が出されまして、現在それについて検討中でございます。
今回の多奈川第二発電所のケースにつきましては、和歌山市まで当該設置個所から十二キロ、あるいは亜硫酸ガスの最大着地濃度地点が十六キロ、和歌山県内にまたがっているというふうな状況でございます。非常に従来にない異例なケースになるわけでございますので、地元の同意関係を確認いたしますための手続につきましては、ひとつ新しいケースとして御趣旨に沿うように検討いたしたいと考えるわけでございます。
御指摘のように、単に隣接県であるというふうな地理的な関係だけではなしに、亜硫酸ガスに関しまして最大着地濃度地点、そういうものが和歌山市の周辺に及んでいるというふうな、そういう非常に密接な関係があるという実態に即しまして、御趣旨に沿うような、地元との話し合いがついているということを確認するための手続をとるべきであろう、かように考えておるわけでございます。