1954-05-17 第19回国会 参議院 通商産業委員会 第40号
これはやがて曾つて農林省へ当時の商工省から移管せられた商業者の運命に関するものでありまして、さなきだに前々から農林省へ移管せられた商業者というものは、かような状態では再び商工省へ戻らなければもう立ち行く瀬がないというような悲鳴を漏らしておつたのでありますが、もう現実、只今そういうことが現われ、而もそれが法律制度の上にはつきり出て来るということは黙視し得ない問題だと思うのであります。
これはやがて曾つて農林省へ当時の商工省から移管せられた商業者の運命に関するものでありまして、さなきだに前々から農林省へ移管せられた商業者というものは、かような状態では再び商工省へ戻らなければもう立ち行く瀬がないというような悲鳴を漏らしておつたのでありますが、もう現実、只今そういうことが現われ、而もそれが法律制度の上にはつきり出て来るということは黙視し得ない問題だと思うのであります。
ところが現在麦の統制撤廃になつたら、地方の群小の製粉、精麦会社というものは皆人資本の前に屈服しちやつて倒れておるにこれは中小企業から見れば、曾つて農林省からどんどん責任を以て太鼓判を押して、お前のところは精麦業を許可してやる、こういうことで安心して政府に縋つて事業をやつて来た。
それから食糧につきましては、先ほどの輸入数量と申上げましたのは、実は大体曾つて農林省案と申されましたが、千七百万石の増産計画というもののまあ達成したと申しますとあれですが、まあ達成的なものを幾らか余地をとりまして、約八割程度は抑えた数字で、先ほど申上げました輸入所要量を計算しておるわけであります。
○三好始君 曾つて農林省に統計調査局があつて、これを局の数を減らすという趣旨から改良局に加えられて統計調査部となる際に、相当本委員会においても、又恐らく農林省内部においても、これを改良局に属せしむべきか、或いは統計調査の仕事は改良局だけの仕事でなくて、全般に亘るのだからむしろ局をやめるという前提の上に立つのであれば官房に属せしめるのが適当なのではないか、こういう意見が行われたと記憶いたすのであります