2019-11-20 第200回国会 衆議院 文部科学委員会 第8号
今年度からその利活用開始に当たりまして、これまで、都道府県教育委員会等の学校設置者や私立学校を所管する都道府県知事に通知を発出するほか、全国の普通科高校等の各種会議における説明や文部科学省のホームページにおける内容の紹介等を行いまして、その周知に現在取り組んでいるところでございます。
今年度からその利活用開始に当たりまして、これまで、都道府県教育委員会等の学校設置者や私立学校を所管する都道府県知事に通知を発出するほか、全国の普通科高校等の各種会議における説明や文部科学省のホームページにおける内容の紹介等を行いまして、その周知に現在取り組んでいるところでございます。
文部科学省といたしましては、多様化した生徒へのニーズや進路希望に応えるために、普通科高校等におけるキャリア教育や職業教育の充実を推進いたしますとともに、義務教育段階での学習内容の確実な定着に向けた学び直しの充実でありますとか、学力のみにとどまらない生徒一人一人の幅広い資質、能力についての多面的な評価の充実を図ってまいりたいと考えております。
具体的には、キャリア教育、職業教育については、①中学校における職業体験、普通科高校等におけるキャリア教育の充実、専門高校における地域の産業界等との連携、その②大学等におけるインターンシップの推進、専修学校等を活用した就業能力の向上、大学等における社会人の学び直しの推進等により、各学校段階を通じた体系的な取組を行っております。
例えば、中学校における職場体験の推進、普通科高校等におけるキャリア教育のあり方に関する調査研究、専門高校における地域の産業界等と連携した専門的職業人の育成の推進などを行っているところでございます。また、大学、短大、高専におけるインターンシップ等への支援や、社会人の学び直しの推進、専修学校を活用した就業能力の向上等にも取り組んでいるところでございます。
三十七年度以降の計画につきましては、各都道府県の実情を十分考慮しまして、工業高校を中心に、普通科高校等につきましても、必要な財政措置を講ずるように努力したいと存じます。