1965-12-27 第51回国会 衆議院 大蔵委員会 第7号
フランクフルトはボンに対して、昨年の日銀改正法第三十五条に頭を出しているような、政府をあくまでも優先とするがごとき、意見調整のための協議を義務づけられてはおりません。事実におきまして、フランクフルトの牙城によってボンと彼らは対決をいたしておったのであります。ドイツマルクの価値維持を国家の最高の使命として、中央銀行はアデナウアーの放漫、恣意に決して屈服しませんでした。
フランクフルトはボンに対して、昨年の日銀改正法第三十五条に頭を出しているような、政府をあくまでも優先とするがごとき、意見調整のための協議を義務づけられてはおりません。事実におきまして、フランクフルトの牙城によってボンと彼らは対決をいたしておったのであります。ドイツマルクの価値維持を国家の最高の使命として、中央銀行はアデナウアーの放漫、恣意に決して屈服しませんでした。
我々共産党の者は定員法、大学校、食管法、國立病院特別会計法、日銀改正法、鉄道拂下法案等々の提案に対しましては絶対に反対でありまして、これが通過することは日本の経済と國民を塗炭の苦しみの中に陷れるものと確信している。絶対にこれが通過は默許できなかつたのであります。又私は國民の代表の一人として選挙した全國の労働者や、農民や、学生の人々が、毎日のように陳情文や或いは反対決議をいたして詰めかけて來ました。