1984-07-24 第101回国会 参議院 社会労働委員会 第15号
さらに、日赤産院二十三万円、慶応病院二十八万円、聖路加病院が二十五ないし二十六万円、済生会中央病院二十五万円、新宿赤十字産院二十三ないし二十五万円。大体一般病院の平均は二十五万一千円見当になっております。
さらに、日赤産院二十三万円、慶応病院二十八万円、聖路加病院が二十五ないし二十六万円、済生会中央病院二十五万円、新宿赤十字産院二十三ないし二十五万円。大体一般病院の平均は二十五万一千円見当になっております。
昭和四十年の夏、東京の新宿にある日赤産院に入院中の乳児が集団で結核にかかった事件がありました。東京都衛生局は厚生省国立公衆衛生院、国立予防衛生研究所などの結核専門医を動員して乳児結核調査委員会をつくり、原因を調査し、病院内での感染であると断定をし、裁判ざたにもなったことがございました。新生児は感染に対して抵抗力がないと言われております。
学校ではありませんけれども、新宿の日赤産院で乳児が集団発生をさせられています。これもやはり職員が結核患者の結果でございます。こういうように非常におそろしい大量感染をするわけですね。これは毎年チェックしておれば発見できる。これは毎年チェックしていたから発見できたのだと思うのです。これを二年、三年と間をあけてしまった場合に、はたしてチェックができるかどうかという問題、これはどうなるでしょう。
日赤産院で結核になりました子供を国立の小児病院に入院させてある。ところが、ここは完全看護でありますから、おかあさんを寄せつけないのであります。おかあさんがそばに入って看病するのを許さないのでありましょう、そこの子供はおかあさんを忘れてしまう。おかあさんがたまたま汗をかきかき清瀬まで行って、そして会うと、もうおかあさんを忘れてしまっている。こう書いてあります。
それからまた、日赤産院の乳児結核の問題、こういったいろんな問題が出てまいりまして、そうして病院管理の放漫性、あるいはまた運営の封建性、さらには医師のモラルの問題、こういうような点はいろいろ社会問題として爼上にのぼって、そしてかなり国民に対しましては深刻な影響を与えたことだと思うのであります。
このような実態の中に、最近新聞紙上をにぎわしている問題に、千葉大事件、日赤産院事件、朝倉病院事件等の、一連の病院の経営管理についての問題点が浮かび上がってきており、この中に、現代では考えられない封建性、後進性を見ることができるのであります。
岐阜大学教授医学博士千島喜久男、東京歯科大学助教授医博森下敬一、東京新宿日赤産院院長医学博士鈴木武徳以下二名、五名の連署を持ったこの要望書というものを関係官庁全部に私は配付したのです。衆参両院の社労及び科学技術特別委員会に全部配付したのですよ。それは、 「ガン研究推進のため、SICを含む諸問題の客観的な検討を政府に要望します。」 だれもやる人がいなかったら私がやりましょうという要望書です。
たとえば東京でいったならば、日赤産院じゃこれは扱えない、浜田病院、あの有名な産科の病院であっても、ここでも扱えない、そういう形に置いて妊婦ドックがはたして妥当なものか。診療所であったら扱えない。しかも、被保険者がなったならば、せっかく妊婦ドックで四千円の金をくれるというのならば、その機会に自分も健康診断を受けたいのです。それで受けたかったらどこへ行くのかというと、浜田病院にも行けなくなったのです。
それが東京の先ほどお話の武蔵野日赤産院の受験者が三人です。それで最後にやっと五人になったが、これでは入学試験の必要はない、そういうことでは優秀な助産婦ができるはずがない、それを考えたことがあるか、その対策を立てたことがあるか、それをしなければ局長は要りませんよ。
○説明員(東龍太郎君) 只今山中委員からお話がありました輸血に基く黴毒の発動の問題は、私共の只今まで承知いたしておりまするところ、東大附属分院の一件、日赤産院の一件、共に事実であります。目下東京都におきまして、両病院について正確なる事実を調査いたしております。
○中山壽彦君 最近病院に入院いたしております患者が輸血療法を受けまして、本病は治癒して退院をいたしましたが、退院後給血者より強度の黴毒の感染を受け、誠に不幸な状態に陥つた事例が、東大附属病院、或いは日赤産院に起つたように新聞紙上で大きく報導をされているのであります、又いろいろの関係でこれが秘密裡に取扱われまして、外に漏れていない事例もあるように承つております。