2016-03-10 第190回国会 参議院 内閣委員会 第3号
なお、この日の午後、寺崎は対日理事会議長兼連合国最高司令部外交局長ウィリアム・ジョセフ・シーボルトを訪問する。シーボルトは、このとき寺崎から聞いた内容を連合国最高司令官及び米国国務長官に報告をする。最高司令官は当時マッカーサー元帥であります。
なお、この日の午後、寺崎は対日理事会議長兼連合国最高司令部外交局長ウィリアム・ジョセフ・シーボルトを訪問する。シーボルトは、このとき寺崎から聞いた内容を連合国最高司令官及び米国国務長官に報告をする。最高司令官は当時マッカーサー元帥であります。
アメリカ代表のシーボルト——この人は元GHQ外交局長、対日理事会議長あるいは対日アメリカ政治顧問などの肩書きを持つ人ですけれども、その間の事情をここにございます「日本占領外交の回想」この本の中で次のように書いております。「私の同僚の数人が草稿の原文に大急ぎで手を入れた。
この位の人が残つているであろう、これも想像に過ぎない不完全な調査だけである……」と言明している事によつても「想像上の基礎数字」から算出される「三十七万」の米復員者こそ推定であり明らかに虚構であることが理解出来る なおわれわれは数多の事実により在満部隊の多くが終戰前南方戰線に移動したことは明白であると確信している G 在ソ残留邦人三十七万人死亡説の虚構 日本政府資料に基くシーボルト対日理事会議長
先般タス通信の発表のありました際も不肖私政府を代表いたしまして、連合軍情報部長であるウイロビー少将並びにシーボルト対日理事会議長に重ねて懇請に参つた次第であります。(「公正にやれ」と呼ぶ者あり、拍手) —————・—————
御承知のごとく過般来、対日理事会議長より、四十四名の引揚者の宣誓口述によれば、徳田要請なるものは事実上あつたということになると発表されたのでありますが、右の四十四名中の一人である小島清君が徳田事件は事実無根の作り事である旨述べたと、アカハタ紙は報道しておるのであります。
総司令部 極東司令部渉外局発表 一九五〇年三月一日 〔「もつと大きい声でやれ」と呼ぶ者あり〕 一九五〇年三月一日開催第百八回会議席上における連合国対日理事会議長米国代表ウイリアム・J・シーボルド氏の声明 本理事会理事諸君は一九四九年十二月二十一日の第百二回理事会会議における私の声明を想起せらるることと思う。
新聞によりますと、タス通信はこれを否定し、またシーボルト対日理事会議長は、四十四名の引揚者の供述は動かすことができないと述べられているのであります。この場合、私は日高さんに、カラカンダ地区においての、いわゆる徳田声明なるものについて、知つている範囲においてお答えを願いたいと存ずるものであります。
悲観のどん底にある家族の唯一の頼みは、マツカーサー元帥とシーボルド対日理事会議長が、同胞送還に偉大な努力をいたされておることと、さらに今後も最善の努力を言明されておられることで、何よりの喜びであります。もし元帥の御盡力がなかつたとしたなら、引揚げはこれほどの進展は見られなかつたことと思います。
そこでこの引揚げの問題は、私も過去三箇年間北海道におきまして、在外同胞引揚促進北海道連合会の副会長として二回にわたり、マッカーサー司令官並びに対日理事会議長、ソ連大使館、中國代表團に促進方の陳情をいたしまして、しかも昨年のごときは、前回も申し上げましたように、八十万の道民の署名捺印による嘆願書を持つてお願いに参つたわけであります。
その際マツカーサー元帥あるいは対日理事会議長、中國代表團ソ連大使館等をそれぞれ訪問してその問題を急速に実現していただくように懇請して今日に至つておるのであります。当時調査したところによりますと、復員廳というのがありまして、当時はたしか千葉にあつたと思いますが、あそこに参りますと、すでに死んでおることが記録に残つておるが、まだ留守家族に通知してないものが相当あるということなんです。
昨年の十月私どもが引揚促進の歎願に対日理事会議長のシーボルト氏の所に参りましたときに、シーボルト氏が、アメリカ側としては何ら法律上の権利はないけれども、人道上の問題としていくたびかこの交渉はしている、從つて今後においてなすべき手は、ただ日本の國民の方々がどうぞ輿論を喚起してなお熱心にこの運動を続けていただきたい。そういうことを申されておりました。
シーボルト対日理事会議長に対する衆議院海外同胞引揚に関する特別委員会委員長の挨拶要旨案 一、まずもつて、在外残留同胞に対する対日理事会側の從來からの好意に満ちたお取計らいの趣旨が日本國民にいよいよ深く理解され、國民がひとしく抱いている感謝の心持が、引揚促進の大会や引揚者大会その他で、最近ますます明瞭に表明されている事実を感謝の念をもつて御報告申し上げます。
○議長(松岡駒吉君) 連合國対日理事会議長アチソン大使、ラッセル大佐、ラー大佐、ボヤー大尉等の一行が、去る十七日の夜、ハワイ近海において飛行機事故によつて遭難せられたる報に接し、まことに痛惜哀悼の至りにたえません。つきましては本院は、弔意を表するため、次の弔詞を贈呈いたしたいと存じます。ここにその案文を朗読いたします。