2017-03-02 第193回国会 参議院 予算委員会 第5号
○青山繁晴君 時間の制約がありますから、この拉致事件に関することは最後の一問にしたいんですけれども、今訓練のことに触れましたのは、いざというときに本当に日本国民、同胞を安全に救出できることを実現せねばならない。それも、本当は何人拉致されたかもはっきりしていない状況の中で、困難な状況の中でやらなきゃいけないので、訓練ということが大事だという意味で申しました。
○青山繁晴君 時間の制約がありますから、この拉致事件に関することは最後の一問にしたいんですけれども、今訓練のことに触れましたのは、いざというときに本当に日本国民、同胞を安全に救出できることを実現せねばならない。それも、本当は何人拉致されたかもはっきりしていない状況の中で、困難な状況の中でやらなきゃいけないので、訓練ということが大事だという意味で申しました。
ただ一つ、御指摘になりました同じ戦争犠牲者である他の日本国民、同胞の配慮については、いささか片手落ちではないかという御指摘は私も十分反省しなければならない、このように思います。
だから、私は、これはいまわれわれが要求しているのは、日本固有の領土だ、そういう意味におき、また、ここに住んでおる百万は日本国民、同胞だ、この立場に立って私ども主張している。だから、これに対して佐藤内閣の返還交渉に国民は支持する者なし、かようにきめつけられると、私も一言なきを得ない。さようなものじゃない。だから、この歴史的な事実をそのままもっと正しく認識していただきたい。
ただドミニカの大統領が国内開発のために勤勉なる日本人をほしいのだ、こういうことだけで簡単に判断するというようなことは、いやしくも日本国民、同胞を送る際、もう少しそういう諸般の状況というものは検討せらるべきだ、私はそう思うのですが、そういう点の検討は全然なかったということになりますが、そういうような十分なる検討のなされないところに、またこういういろいろな問題点が発生する一つの基本的な心がまえの問題としてあったではなかろうか
さしあたって十対十三という関係で、力が低下しても支障ないという、その言葉の裏からいくと、それではやはり陸幕長が言っているように、国内治安対策というものには万全を期すことができるのだから、大丈夫なんだというふうにだんだん焦点が変わってきて、どうも自衛隊の筒先は、国内の日本国民同胞の方に向き始めたのではないかという懸念を国民が持つのはあたりまえですよ。明確な説明がないのですからね。
国のまつりごとが、特に沖縄に何ら及ぼされることなくして、沖縄に在住しておりまする日本国民、同胞諸君がはなはだ惨たんたる状態にさらされておるということにつきましては、まことにお気の毒にたえないのでありまして、私どもも国政に参画をいたしておりまする一個の国会議員といたしまして、まことに責任を痛感いたしておる次第であります。
さらに、生活困窮のうちに肉身の帰還を待ちわびてきた留守家族の焦慮痛心の情を推察いたしまするときは、日本国民同胞として何人も一掬の涙を禁じ得ない次第であります。