2021-06-08 第204回国会 参議院 厚生労働委員会 第23号
それからもう一つは、既感染者、既に一回感染した方が、この委員会でも一回打ちでいいんじゃないかとか、そういう議論があるんですけど、一般からの方の御意見は、自分は一回かかったからもうワクチンは打たなくてもしばらく抗体はあると、どうなんだという質問もよく受けるんですけど。
それからもう一つは、既感染者、既に一回感染した方が、この委員会でも一回打ちでいいんじゃないかとか、そういう議論があるんですけど、一般からの方の御意見は、自分は一回かかったからもうワクチンは打たなくてもしばらく抗体はあると、どうなんだという質問もよく受けるんですけど。
それから、新型コロナウイルス感染症から回復した既感染者に対してワクチンを接種した際の免疫原性や副作用に関して、二回目接種をしても一回目接種後以上に中和抗体価は上昇しないなどの可能性を示した医学論文が公表されていることは承知しています。
緑は、既感染者、既に感染している人が二回ワクチンを打っても二回目全然上がらないと、一回目から二回目打っても上がらないというんですね。赤は、二回接種するとだから副反応が出やすいというんですよ。 これ、ニューイングランド・ジャーナルに四本、それからランセットで二本、それでJAMAに二本ですね。
○政府参考人(正林督章君) かねてから先生からその御指摘いただいておりますし、論文も多数いただきましたし、そうした既感染者に対してワクチンを接種した際のいわゆる中和抗体、免疫原性とかそれから副反応についてどんな論文があるか、そういうことについては承知をしています。
ですから、そういう意味でいえば、既感染者をどうするかというのは、これ世界的にやっぱりいろんなデータ取る必要がこれからもあると思うので、是非そこは厚労省側からきちんと検討をもう一回していただきたいなというふうに思っております。はい、よろしいでしょうか。 それでは、ちょっと時間が思ったより掛かったので、法案の方で。
恐らく、これインフルエンザのワクチンも一緒ですけど、この予診票を見てドクターの方が接種を受ける方にいろんなことを聞いて、禁忌に当たらないかとか、副反応気を付ける特に人じゃないかとか、そういうことをしっかり見極めていく一つの大事なツールなんですけれども、今年の二月十五日の厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会で、今後の新型コロナワクチンの接種についての論点提示についてということで、厚労省の方から、既感染者
その既感染者、再感染でというかワクチン打った人の感染、そのとき重要なのは、その人たちが重症化するかどうか、それと、その人たちがほかの人にうつすかどうかなんですよ。これがすごく大事です。
また、我々の取組として、宇都宮で千世帯の無作為の抗体検査というのを行って、その結果では、実際の感染者よりも二百七十七倍の感染者が、既感染者がいたと。これは、実際、我々のように無作為抽出で行った検査というのは日本ではどこでも行われてほとんどないですから、非常に意味のあるデータです。
今月三日付の最新の報告ですが、日本における変異株のリスク評価の項目で、この赤線を引いたところ、501Y.V2、これは南アフリカ株です、そして501Y.V3、これはブラジル株、これらについては、抗原性の変化によって、既感染者に再感染のリスクが高まる可能性や、ワクチンの効果に影響を及ぼすリスクを考慮する必要があるというふうにしています。つまりは、抗体が効かない、人の免疫が効きにくくなる。
例えば、ある市区町村の一定の区域の全員にPCR検査や抗体検査を行って、どれだけの方が陽性、陰性で既感染者なのか、死亡率はどれくらいなのか、信頼できる大規模データを持つことが真の対策につながるというふうに考えておりますので、こうした検査も是非検討していただきたいということを申し述べて、時間が参りましたので、これで質問を終わります。
○政府参考人(正林督章君) 既に感染された方々について、一般的に、既感染者など免疫を有する方がワクチンを接種する際には、追加的な免疫が得られることがあるというふうに認識しています。その際、より強い免疫反応が生じることにより、副反応がより強く生じることなども理論的にはあり得るとは考えています。
これ、二十三日現在でありますが、陽性者登録二千九百七人ということで、日本の国民の全体の既感染者数から比べれば少ないと言われれば、もうそのとおりであります。
東京大学医学部の附属病院に、認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパン、それから村上財団が、新型コロナウイルス感染症診断にも有用な抗体検査器と測定試薬一式が寄贈されまして、早速、東京大学附属病院、これから東大病院と申し上げますが、既感染者の検体二百体ほどと、そして医療従事者、職員を対象とした臨床検査を行っているということであります。
それから、既感染者は約二千万だと思いますから、まだ四千万程度。ということは、八千万人以上の方は感染もしていないし接種もしていないという状況にあって、これは接種率がやっぱり極めて低いなという状況なんですね。
ただ、百万とか二百万とか言われる非常に多くの患者さんあるいは既感染者がおられるといったこともございまして、地域のさまざまな医療機関がその役割を分担しながら地域全体として支えていく、そういった必要があるのではないかというふうに考えております。
いずれにいたしましても、従来、高齢者につきましては、既に感染しております既感染者に対してさらに重ねて集団感染・発病というのはないというふうに考えられていたわけでございますが、最近こういう従来の常識を覆すような事例も出てまいっておりますので、特に高齢者の入所している施設の集団感染の予防につきましては、専門家とも相談をいたしまして、適切なガイドラインの作成を年度内に行いたいというふうに考えているところでございます
また、委員御指摘の結核罹患率の地域格差の要因の推定でございますが、今申し上げたように既感染者の再発が多いということから、現在の罹患率の格差というのは各地域の過去における結核の蔓延状況をある程度反映しておるのではないかと思っております。
しかしながら一方で、近年の結核罹患率の低下傾向の鈍化、あるいは罹患率の地域格差、さらには既感染者の高齢化に伴う再発事例の増加とか、あるいは結核に罹患している在日外国人の急増とか、あるいはエイズ・結核合併例の出現とかいった新たな問題が出てきておりまして、また世界的には結核はむしろ増加傾向にあります。
それからさらに濃いツベルクリン液を用いました場合に、万一その注射されました人間が既感染者であります場合には、病巣にある程度の変化を起す可能性もございますので、そういう点も考慮いたして、千倍あるいは百倍等の濃い稀釈液を使つて未感染者を選び出すという方法につきましては、今後研究を進めてもらつて実際に用い得るようになりますれば、それを実施して行きたい、そういうふうに考えております。
ただ一言申し上げておきたいと存じますのは、過去の経験からいたしまして、たとい既感染者に実施いたしましても、局所の反応は現われて参りますが、病症そのものに何らの変化を来さないというのが、従来実施されました成績でございます。私どもも、その点を十分に考慮して、現在の方法を取上げておるのでございます。
さらに、既感染者、つまりBCGを接種しなくてもいいというようなものをこまかく除き得るような方法ができれば、それを採用したいということでございまして、現段階におきましては、ツベルクリン二千倍の溶液を用いまして、BCGの接種の該当者をふるいわけいたしまして、現在通り強力に進めて行くつもりでございます。もしその点岡委員の方に誤解がありますれば、私から釈明させていただきたいと存じます。
その点につきましては、先ほど御指摘がございましたように、既感染者を十分除去して、局所のコツホの反応をできるだけ少くするようにする、あるいは接種される医師の技術、確実に皮内に注射してもらうということを、今後特にお願いして行かなければならないと思うのでございます。
この潰瘍のできる原因のうちの大きならといたしましては——局所反応が強過ぎるということは、医者の技術が悪かつたという点もあるいは指摘せられておりますけれども、私どもの考えておりますところでは、やはり既感染者にあやまつて注射した場合に、局所反応が非常に強いということを信じております。
ただ、ただいま御指摘のように疑陽性者の中には、既感染者がある程度まじつておりますので、既感染者については、BCGの接種をする必要はないのでありまして、そういう必要のない者までやるというようなことの起りませんように、今後はツベルクリンの検査につきまして、疑陽性者につきましては、さらにもう一ぺん繰返して精査するということを行政的に指導して、誤りのないようにやつて参りたいというふうに考えております。
第三に、既感染者、即ちツベルクリン反応の陽性者、或いはすでに結核に罹つておるような人に誤つてBCGを注射した場合に、結核を誘発することがないかどうか、或いは病気を惡化させるようなことはないかという問題であります。