2017-04-20 第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第14号 米国での牽引車は、新薬開発系の製薬会社とその連合体である米国研究製薬工業協会であります。その事実上代弁者となった米国政府は、全てのFTA、EPAで、高いレベルの自由化の旗の下に従来の協定以上の水準の、いわゆるTRIPSプラスと言われる保護制度の導入を求めてきました。その下で、TPP協定にもデータ保護期間や特許期間の延長が盛り込まれたわけであります。 井上哲士