1950-12-01 第9回国会 参議院 法務委員会 第1号
それから第三に、予備隊が軍隊のようである、こういう点についてお話があつたのでございまするが、警察予備隊の性格につきましてはたびたび申述べましたる通り、政府といたしましてはこれは一般警察力の補充といたしまして設けられましたる警察力でありまして、その任務は飽くまでも平和國家、文化國家、又民主國家としての我が國の平和と秩序を維持し、國内における公共の福祉を保障するということがその目的であります。
それから第三に、予備隊が軍隊のようである、こういう点についてお話があつたのでございまするが、警察予備隊の性格につきましてはたびたび申述べましたる通り、政府といたしましてはこれは一般警察力の補充といたしまして設けられましたる警察力でありまして、その任務は飽くまでも平和國家、文化國家、又民主國家としての我が國の平和と秩序を維持し、國内における公共の福祉を保障するということがその目的であります。
従いまして終戰後私ども文化國家として大いに立直つて参るというふうな際におきまして、そういう由来の物品税でございますから、これは贅沢品は除きまして、でき得るならば全廃して頂きたい。それが理想でございますが、若しできないといたしましても大体最高税率三割程度でとめて頂くと共に、品目につきましても相当程度圧縮して頂きたい。このように考えるものでございます。
学者が学究のためには信仰を無視して顧みず、宗教家が宗教の神祕を尊重して学問の自由を排するとすれば、それは文化國家としてともにとらざるところであり、今回学士院公員たる碩学佐伯住職が現下の世相を見て最も案ぜられたことは、この両者の調和にあると信ずる。こういうことを言つておるのでありますが、さようなことによりまして、今回の問題に円満に解決されたと考えております。御了承願います。
これに対し、文部省は平和的文化國家の建設は日本國憲法の命ずるところであり、これは單なる掛声やお題目であつてはならず、各政策、各事業にこの原則が採り入れられなければならないこと、文化國家建設上、文化財の保全ということは極めて重大な問題であり、國民はその承継した文化財を維持し、発展させる義務があり、國家は國民が祖先から受けた史的、美術的記念物と併せて、自然から受けた天然記念物を保存せねばならないことを説明
いろいろ考えてみるのに、どうしても今日の水害などを天災とだけ言い張つてしまうのでは、これはやはりお互い同士文化國家の名に恥じるわけでありまして、当然これは研究し、科学的にも技術的にもこれが打開策を乏しいながらもはかつて行く。この熱意をお互いに示さなければならぬと思うのであります。大臣は直接責任の衡に立たれまして、何も遠慮なさる必要はない。
報告にもありましたが、とにかくこれが非常に不評判である、せつかく教育委員会というものができても、それが財政的に少しも自主性を持たないために、その運営が阻害されているという例は、各地にあるわけでありますから、そういうようなものを思い切つて、やはり圓谷委員が報告の中でおつしやつたように、学校財政法というようなものを樹立して、ほんとうに教育予算というものを確固たるものにして、それによつて日本が看板通りの文化國家
單に労働だから勤労一本、体力一本だということは、文化國家の行くべき進路ではなかろうと思うのであります。そういたしますとここに從來と変つたところの大きな企業態勢、経済機構というものが考えられて行かなければならない、その中においての労働対策というものが生み出だされるわけであります。
からいたしまして、いわば特に若い御夫婦の國民運動として、公衆衛生院長の古屋氏が堤唱されておるような、いわば家族設計の問題として、自分たちが何人の子供に対して、どれだけの責任ある教養と、また成長に対する責任を果せるか、いうような観点に立つたそういう家庭そのものの家族設計という建前から、盛り上る國民運動としてこの問題を展開して行くというふうな要素を、多分に今後進めなくては、決して人口調整の問題が、ほんとうに文化國家
われわれは新憲法によつて、わが國は平和國家、文化國家としてこれから進まなければならぬ、このためにはわが國会が、國の最高機関としてその権威を保持しなければならぬ。
酪農業の振興が我々がここにとり上げんとする理由は、右の農業経営の見地のみならず現下の食糧事情よりいたしまして、牛乳及び乳製品の所要量を確保することが、從來の澱粉質食糧の量の確保を主として食糧政策を、動物性蛋白質を加味することによりまして質的向上を図るという所謂総合食糧政策に轉換することにより國民の食生活の改善と特に今後我が國を背負つて立つ乳幼兒の主食を確保してその体位の向上に資し、健全なる民主的文化國家
行政整理に伴う機構改革の措置として、厚生省兒童局が廃止されるやに聞きますが、わが國を文化國家に再建するためには、兒童の福祉をはかることが緊要と存じます。これがためには兒童の教育文化、労働、保健衞生等に関する行政を強力かつ有機的に推進せねばならないから、兒童局の廃止に反対するというのでございます。何とぞよろしくおとりはからいを願います。
もとより六三制は、文化國家、平和國家の建設の基礎であるとして、國民は敗戰に直面したあらゆる苦難を超えて、これが完全実施に協力して來たのでありまして、政府の予算的措置を一日千秋の思いで待つているのであります。政府は速かにその方策を立て、自発的に國会の決議に應えるのが当然であると思うのでありますが、何らその挙に出ていないことについて、全くその誠意を疑わざるを得ないのであります。
舞鶴市は過去六十年という長い問、要港として生きておつたのでありますが、終戰とともに、筆の日本海沿岸唯一の良港たる舞鶴港は、文化國家としての新発足に俘つて、物資交流の靱帯としての重大な使命のもとに、連合國の好意によつて、連合國への積出し、積入れ港として開港を許されたのであります。
その提出の趣旨は、日本が將來文化國家として発足して行く上におきまして、世界文化の長所を取入れますと同時に、わが國の千数百年來の文化の価値を自覚、意識いたし、そうしてその価値を十分認識いたしまして、これを精神的のかてとして、強化するとともに、それを保存し十分利用するということは、これはユネスコの精神なり、あるいは國際社会の理想にも合致するわけであります。
しかしさような方面につきまして、とにかくこの法案で顔を出しておく、そうして文化國家の理想を示し、それに從つて今後予算をとつて行くというふうに努力したいというような意図をもつて法案中に入れたわけでございます。
胎児の生命を断つことは、容易に文化國家の認めざるところであることは何人もこれをただちに理解し、肯定し得るところと考えます。また文化國家はすべて死亡率を減少せしめんと努力しつつあるのでありまして、改正原案はこの努力と矛盾するものであると思うのであります。國際的にこれを見ますのに、改正原案は他の國から、日本はこれほど困難しておるのかと同情されることはありましよう。
先ず発議者の本法案提出の意図に横たわつております本法の精神を考えて見まするのに、そもそも我が國が平和國家、文化國家として発足することを決意いたしました以上、敗けたから止むを得ず文化で立つ以外に途はないというような消極的な受身の態度ではなく、文化こそ眞に祖國を救い、人類に貢献するのだという固い信念に立脚しなければなりません。文化こそ平和の母であり、又平和こそ文化をもたらすものでございます。
これは当委員会においても、地方税法の一部を改正する法律案の審議にあたり、最も熱烈に論議されたところであり、文化國家再建途上これが基準をなすものでありますから、映画、演劇の入場税軽減はまことに妥当なものと認めますので、これを採択の上送付いたすに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
をわれわれがここに取上げんとする理由は、右の農業経営の見地のみならず、現下の食糧事情よりいたしまして、牛乳及び乳製品の所要量を確保することが、從來の澱粉質食糧の量の確保を主とした食糧政策を、動物性蛋白質を加味することによりまして、質的向上をはかるという、いわゆる総合食糧政策に転換することにより、國民の食生活の改善と特に今後わが國を背負つて立つ乳幼児の主食を確保して、その体位の向上に資し、健全なる民主的文化國家
これが軍國主義で進んで行くならば、食糧の自給という問題はたいへんな問題ではありますが、平和國家として、文化國家として立つて行くのには、他の面において、つまり輸出産業さえ旺盛にすれば、それほど農民に犠牲を強いなくても、食糧の二割でも三割でも、われわれの考えとしては輸入してもいいと思う。
一 利益 教育施設、文化施設の円滑且効果的な運営を促進し、文化財の完全な保護に貢献して文化國家の建設に寄與する。 一 方法 國公私立各級学校施設、公私立社会教育施設(公民館、図書館、通信教育、映画教育、公開議座等)及び文化財保護状態の実地視察をなし関係係官、民間有識者、経営者、所有者等より説明及び意見を聽取し、資料を要求する。
取られたのでありますが、そのことは非常に大事なことであると私は思う一人でございまして、國民全体のこの体育の方面を見渡しますことにつきましては、曾ての体育局におきましてのいい面と共に又反省せられなければならないような面もないこともなかつたような場合もございまして、一應この度のような半面から新らしい面を推進して行こうということに体育局はなつたのであろうかとも考えられるのでありますが、これからこそこの文化國家