1996-09-03 第136回国会 参議院 決算委員会 閉会後第4号
単に政府機関の会計検査にとどまらずに、既存の政策の修正とか存続の判断、そういったもととなる政策評価といったことにつきましてもアメリカの検査院は行っているということであります。
単に政府機関の会計検査にとどまらずに、既存の政策の修正とか存続の判断、そういったもととなる政策評価といったことにつきましてもアメリカの検査院は行っているということであります。
しかし一方、予算主義をとっている財政運営という点から考えていけば、これは政策評価というような問題を緻密にやっていかなければいけないんではなかろうか、こんなふうに思うのでありますけれども、大蔵大臣にお聞きをいたしたい、こんなふうに思います。
まず、現行の行政監察等の実情と問題点を把握するため、平成七年十一月一日、総務庁から業務内容について説明を聴取し、質疑の中で、政策評価機能の発揮、行政監察結果の実効性の確保を図る必要がある等の指摘を総務庁に対していたしました。
かなり前のものでございますけれども、これは一九八四年九月、日経ビジネスに岡部三郎先生が書かれた「科学技術の政策評価はいかにあるべきか」というテーマが紹介されております。いっか暇がありましたら大臣にもお目通しいただきたいと思います。 十年前にこれが話題になりましたのは「むつ」の関係で、巨大プロジェクトになるわけでございます。
今、片岡先生が言われたところは、実は私も山谷先生にお聞きしようと、こういうふうに思っていたわけでございまして、インパクトの評価あろいは効果の評価ということで、政策評価の観点について山谷先生に少しお尋ねをしたい、こういうふうに思います。 先生のお話の中で、結論として政策評価はかかり難しいんではないか。
○参考人(山谷清志君) かなり難しい問題でございまして、政策評価というのはかなり技術的な部分に属しまして、昨今起きているようなかなり大きな、もしくはかなり高度に政治的な問題については、これは意外に対象の範囲外になりまして難しいものでございます。
さて、私に発言を、説明をしろというふうにいただいたテーマ、行政監察に類似した制度としての政策評価というのがどのようなものであるのか、こういうことでございます。政策評価というのを最近マスコミ等でよく耳にするわけでございますが、必ずしも日本ではこれは一般的でございませんで、かなり誤解がある評価手法でございます。 そこで、その内容について若干御説明いたしたいと思います。
それから三番目に、政策についての見解の相違というのがあるわけですが、ある政策について見解が異なるのはなぜかといいますと、一つは政策評価の基準に違いがある場合でありまして、それは政策とその効果についての判断の差異があるからです。目的は、病気になった人を治そう、病気を完治させようということでありますが、病状の判断が一致していましても、ある治療法についての効果の判断に違いが出てくるということがあります。
○森政府委員 今お尋ねにございましたOECDの対日環境政策評価報告書でございます。これは、現在までのところ未公表でございます。今度 の十一月一日、二日に東京で行われますOECDの環境政策委員会の会合で検討される、こういうものでございます。したがいまして、政府としては、公式にはまだそれに対してどうこうという立場には立っていないというのが状況でございます。
一方、当科学技術政策研究所でございますが、これは先ほど申し上げましたように、科学技術政策に関します基礎的な、理論的な各種問題の研究、分析を行いまして、我々科学技術政策に反映させていくというものでございまして、研究評価等の問題ももちろんこの中に含められるわけでございますが、具体的に今我々が念頭に置いておりますのは、研究、政策評価に資するその手法の開発などをこの研究所でやらしていきたいというふうに考えております