1958-11-03 第30回国会 衆議院 地方行政委員会公聴会 第1号
、今回初めてこんなところに飛び出して参つたわけでございますが、なぜ政治的な発言をしないかというのは、これは皆様の前でこういうことを申し上げるのは実にあれですけれども、たとえば私がどなたかに一票を投じるという場合に、この人には百票を投じたいけれどもやはり一票であるというような、作家の世界、文学の世界でありましたら、賛成する人には百票でも千票でも入れたいけれども、政治の世界ではやはり一票であるという政治的論理
、今回初めてこんなところに飛び出して参つたわけでございますが、なぜ政治的な発言をしないかというのは、これは皆様の前でこういうことを申し上げるのは実にあれですけれども、たとえば私がどなたかに一票を投じるという場合に、この人には百票を投じたいけれどもやはり一票であるというような、作家の世界、文学の世界でありましたら、賛成する人には百票でも千票でも入れたいけれども、政治の世界ではやはり一票であるという政治的論理
○穗積委員 そうなりますと問題は政治的論理になるわけですから、今の問題につきましては、私は外務大臣もしくは総理に、その政治的な取扱い方というか考え方についてお尋ねいたします。
われわれにすればこういうことは基本的に少し意見が違いますから何ですが、政府の側に立って、その政治的論理から行きましても、これは、昨年も五〇%、ことしも五〇%、来年も五〇%、これは既定の事実だということで積み重ねられていくということは、あなた方のお立場にお立ちになったとしてもこれは何か少し失敗ではないか。
私たちは再軍備には賛成しておらぬが、百歩譲つて、政治的論理を聞こうとしている。あなたがこういう方針を示して、われわれを納得させようというから、あなた方の根本でなく、あなた方の論理の過程に入つて、政府の政治的ロジックを聞いている。だからあなたは答える義務がございましよう。
ところがどんな意味におきましても、そういうことであるならば——あなた方の政治的論理のためにわれわれは言つている。われわれが政権を担当しているなら、われわれの論理がある。私はあなた方の政治的の論理の矛盾を指摘している。経済的利益があると一方で宣伝して、一方においては広い意味における軍事的義務を負いながらこれを受けるのだ、それをやることは経済的利益があるのだという論理に立つている。