2021-05-31 第204回国会 参議院 決算委員会 第8号
だからこそ、韓国政府は、元慰安婦の方々の名誉回復のために、このような境遇の女性は高い報酬に釣られて自発的に慰安婦になったわけではなく、自らの本意ならず慰安婦にならされたのだと日本政府に認めさせることを政治課題とし、当時の日本政府もまた、本人の意思に反してという意味での強制性を日本の善意として認めることによって韓国政府の要望に応え、もって両国は一九九三年の河野談話の発表を区切りとして慰安婦問題の政治的決着
だからこそ、韓国政府は、元慰安婦の方々の名誉回復のために、このような境遇の女性は高い報酬に釣られて自発的に慰安婦になったわけではなく、自らの本意ならず慰安婦にならされたのだと日本政府に認めさせることを政治課題とし、当時の日本政府もまた、本人の意思に反してという意味での強制性を日本の善意として認めることによって韓国政府の要望に応え、もって両国は一九九三年の河野談話の発表を区切りとして慰安婦問題の政治的決着
政治的決着として、軍による何らかの強制性を認めることを日韓両国であらかじめ合意し、韓国の依頼に基づいて宮澤内閣では河野談話を出し、その内容も韓国政府と詳細なすり合わせを重ねたことが平成二十六年の河野談話検証過程で明らかになりました。韓国からの反論にひるまず、この検証を完遂された当時の安倍内閣、菅官房長官の御判断は、まさに歴史の評価に堪え得る政治判断でありました。
まさに、歴史的事実の検証というより、政治的決着を図ったことがこの事例からも伝わってまいります。 河野談話が発表されてからなお二十八年がたちましたが、強制連行を示すような文書や物証はその後出てきているのでしょうか。
本事案は、クロマグロ等の好漁場として沖縄の漁業者が日常的に操業していた地域に、中台の連携、共闘を阻止するため、官邸主導で沖縄の漁業者等の頭越しに、台湾漁船の操業水域の提供という政治的決着を強行したことが問題の発端であります。
河野談話が作成された当時、その内容を、本当にそうだったのかどうかという歴史的根拠がないにもかかわらず、韓国とすり合わせを行い、政治的決着を図ったと今でも思われていることが日韓双方にとって不信感を助長する不幸になっていると思います。
しかし、あのときは、いろいろな意見がある中で、最終的にはやっぱり地元の意向もいろいろと聞いていただいて、そして最終的な検討委員会でああいった結論を出していただいて政治的決着をしたと。 今回も、上訴するということでお願いをして、総理がしなかったと言うけど、じゃ、そのときの流れを私見ておって、農林水産省だって体を張って反対しましたか。誰一人しないでしょう。
文言を見ると、談話で、誠実とか事実を直視する勇気とか、感情論で政治的決着を自ら壊してしまって、人道的支援を約束し、朝鮮王室儀軌を返還し、韓国に付け入るすきを与えてしまった。儀軌の返還のときなんかは向こうはもう返還セレモニーをやっているんですから。 私は、平成二十二年のこの菅談話、あの後いろんなことがありました。まさに、民主党の外交はテレビと一緒、韓流ブームでしたよ、ずっとその繰り返しですから。
だけれども、事は、憲法改正というのは言わば、最初、制定を考えてみればお分かりいただけると思いますけれども、法のそもそも存在しない生身の、例えば敗戦国日本あるいは明治維新の日本、力の、力関係の政治の世界から、これからルールの世界に入っていこうという入口で、政治の世界から法の世界への橋渡しの現象ですから、これはむしろ法手続で決着を付けるよりも、本当の意味で国民的合意で政治的決着が付けられるべきだし、そうでない
○荒木清寛君 続いて小林参考人にお尋ねしますが、先ほども質疑がございました、この改正の限界を超えた改正というのはどういう場合なのかということについてお教えいただきたいのと、そういう場合に、改正の限界を超える改正が行われないようにする担保として政治的決着ということだけで十分なのか、この点について更に御見解を求めたいと思います。
この局長レベルでの協議というものに関しましては、こういうのは積み重ねないと、何となく、なかなかこれまで関係が難しいところでもありましたので、この種の問題に関しましては、政治的決着の前にいろいろ事務レベルできちんと積み上げておかねばいかぬ部分も多々あろうと思いますので、その点に関しましては、局長レベル、部長レベルでの会合というものを積み重ねていくということで両方で合意をしておりますので、国連の問題につきましても
できれば、双方ともに裁判を取り下げることができるような政治的決着をつくる、そして、その中身がみんなから感謝される。やはり祖国は温かかった、最後の最後は、総理のお気持ちに沿って、温かい国であったというその思いを持って人生の最後を全うできるような、そういう案ができるように我々も全力を尽くして努力したいと思います。
○中川(正)委員 BSEの政治的決着というのがなされて、非常に日本の国民としてはいまだに不安を覚えながら、二十カ月以下の牛はほとんどノーチェック。いわゆる全体の中で一%ですから、ノーチェックという形で入ってきているという現実がありますね。これは、そのことに触れる時間はきょうはないんですけれども。
これは2プラス2で始まっていますので、やはり終わりも2プラス2で政治的決着というのが多分要るんじゃないかな、なかなか役人だけで詰め切らぬところもいっぱい出てくると思いますので、最後は2プラス2の政治決着というのは必要であろうと思っております。
私も、十月終わりまでそちら側に座らせていただいておりまして、その経過は十分見ておりますし、本当に皆さん方が一生懸命、食品安全委員会も含めて一生懸命科学的知見に基づき、いわゆる政治的決着ではなくて科学的な知見に基づき判断をするんだということで大変な努力をしておられたということをそばで見てまいりました。
しかし、正に今、下田委員が言われましたが、これは単なる財政論だけで論じてもらいたくはないと、そして政治的決着というものにはなじまないんじゃないかということで主張してまいりまして、中央教育審議会でしっかり議論していただこうということになったということは私は本当に良かったなと、こう思っているわけでございまして、それだけに中央教育審議会が非常に脚光を浴びていますし、その責任は重大だと、こう思っているわけでございます
その中で、玉沢議員は、中ロ国境、中国とロシアの四千数百キロに及ぶ国境の画定に至る経過等をお述べになって、日本が四島返還、ロシアが二島は義務である、こう答えて、膠着状況にあるじゃないか、この膠着状況を打破するためには政治的決着を目指すべきである、こういう提案をなされたわけでございます。これに対して町村外務大臣も、領土問題の解決ということで強い意欲を示されておられたわけであります。
まず大枠のところでどこに限界があるかというのを示さないと、それぞれが自分の部署の中で政治的決着をやるわけですから、それは今の手法でしっかりとしたバランスがとれていくとは到底思えない、このことを指摘しておきたいというふうに思います。
国対の命令で委員会の在り方を左右すると大変混乱する、健康保険とか年金は政治的決着を付けるものではない、委員会の立場がもっと尊重されるべきだと思う、円満な解決を期待するとおっしゃっておると伝えられておりますけれども、この与党の単独採決を大臣はどのようにごらんになったのか、また今後の参議院の厚生労働委員会の審議の在り方についてどのように考えておられるか、お聞きしたいと思います。
しかし、この問題は、政治的決着で済まされるようなものではありません。この問題の根底には、社会における精神障害者の生存権が深くかかわっています。この歴史の中で精神障害者はどのように扱われてきたのでしょうか。彼らは差別の対象とされ、隔離の対象とされてきました。彼らの病気に対し十分な治療が行われず、発症し、他害行為を行った瞬間に隔離されてきたのです。 これでは共生社会の実現はできません。
したがって、京都プロトコールに問題があるんではなくて、結局、政治的決着がああいう形で付けられたと。それは、私のように京都議定書を真っ当に解釈する、読むという立場の人間からすれば、大変それは奇妙なことであるということは常日ごろから感じております。
この十二月十九日の明け渡し執行でこういうトラブルがあった、政治的決着がついているとか云々とか。こういう話は外務省は把握していなかったんですか。
○辻元委員 それが今までの政治的決着のお家芸なんですよ。そういう政治のやり方が嫌だからいうて、小泉さんは一回期待されたんですよ、あなたが。 私は、委員長に申し上げたいと思います。一番心配しているのは、これで政治不信が高まることなんですよ。中学生が投書したりしているんですよ、政治が信じられなくなったとか、いろいろ。 アフガニスタンの復興会議から排除された問題で、中学三年生です。