2020-12-16 第203回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
その被害に遭っている中には性被害というのもありまして、それについては、性被害防止の支援ワンストップセンター、これが立ち上げられております。全国に、各県一カ所ずつは機能したということですけれども、病院に拠点があるというところは、今回、コロナのことでなかなか利用も難しくなっているのかもしれませんけれども、このワンストップセンターの支援状況、これはいかがでしょうか。
その被害に遭っている中には性被害というのもありまして、それについては、性被害防止の支援ワンストップセンター、これが立ち上げられております。全国に、各県一カ所ずつは機能したということですけれども、病院に拠点があるというところは、今回、コロナのことでなかなか利用も難しくなっているのかもしれませんけれども、このワンストップセンターの支援状況、これはいかがでしょうか。
性暴力支援ワンストップセンターに来て、事例八については、警察も、防犯カメラを見ていただいている、それから証拠の採取も優先的にやっていただいている、デリヘルの関係者から話も聞いていただいている。ここまでやっていただけるのであれば、犯罪の発生を確認する被害届というものを受理するというところまで行っていただいてもいいんじゃないかなと。
また、アルコール依存症の家族援助に四十年以上かかわってこられた公認心理師の信田さよ子氏は、性暴力の分野で既に実施されているワンストップ支援センターを、家庭子供支援ワンストップセンターとして各地域に設置し、経験を積んだベテランの保健師やソーシャルワーカー、公認心理師などがチームを組み、ローテーションで一つの家庭を息長く継続して担当する体制を整備することが有効と指摘しています。
ただ一方、我が国では、性暴力の被害者を、相談、初期の措置、心身のケア、そして告訴などトータルで支援するいわゆる性暴力被害者の支援、ワンストップセンターの整備というものが遅れている状況にあります。現時点では全国で四十七か所ということで、これまでセンターがなかった富山県、ようやくこの三月からスタートし、そして山梨、静岡、奈良、愛媛の各県もようやく来年度中に設置するという状況にあります。