1950-04-27 第7回国会 衆議院 考査特別委員会 第28号
これをもととしてアカハタが編集する際に、アカハタはわざわざ元日本人捕虜数名というふうに訳しております。これは徳田さんの言葉じやないが、驚くべき事実です、驚くべき間違いです。文法知識の不足からこうなつたとは申し上げられません。(発言する者あり)すべての日本人は、先ほどから篠田委員も申しておるようにGHQの発表によつて、徳田要請の証人は少くとも四十六名はいるということをおそらく知つています。
これをもととしてアカハタが編集する際に、アカハタはわざわざ元日本人捕虜数名というふうに訳しております。これは徳田さんの言葉じやないが、驚くべき事実です、驚くべき間違いです。文法知識の不足からこうなつたとは申し上げられません。(発言する者あり)すべての日本人は、先ほどから篠田委員も申しておるようにGHQの発表によつて、徳田要請の証人は少くとも四十六名はいるということをおそらく知つています。
○塚原委員 それでは三月の六日付のアカハタによりますと、四日モスクワ発のタス通信は、ソ同盟引揚の元軍人捕虜数名が徳田要請を言明したが、それは悪意あるつくり話だと否定しております。それもあなたは確かだとお思いになりますか。
○木村(公)委員 それからもう一点お尋ねしたいのですが、ソ連が日本人の捕虜数十万人を自己の軍事作業に動員して、そうして過労のためにあるいは殺したり、あるいは粗食のために栄養失調の結果死んだというようなことがあります。
そのとき一緒におりました日本軍側の通訳をして飜訳して貰いましたが、その中には日本軍の捕虜数が八十六万七千と発表しております。戰鬪時における損耗数はソ軍が八千、日本軍が八万とそのパンフレツトには書いてあります。もう一つ判断の基礎といたしまして一九四六年の六月、輸送開始せられる声を自分たちは聞きました。
またこれは捕虜数となつておりますので、軍関係の人と考えますが、一般人はどうなつておるか、その点が私のお伺いしたいところでございます。