2010-02-19 第174回国会 衆議院 農林水産委員会 第1号
そのときに、酪農部門は選択的拡大部門ということで非常に発展が期待をされました。しかし、乳価が非常に不安定でありました。それは、牛乳が余ってくる、飲用乳が余る、そうすると、どうしてもやはり加工に回さなければいけない。一つの製品が飲用乳あるいは加工原料、バター、脱粉、それからチーズあるいは生クリーム、こういったものに形を変えていく。
そのときに、酪農部門は選択的拡大部門ということで非常に発展が期待をされました。しかし、乳価が非常に不安定でありました。それは、牛乳が余ってくる、飲用乳が余る、そうすると、どうしてもやはり加工に回さなければいけない。一つの製品が飲用乳あるいは加工原料、バター、脱粉、それからチーズあるいは生クリーム、こういったものに形を変えていく。
そのことにつきまして、今回はそういうものの必要性を見直しまして、それを合理化するとともに、片方では、ただいま御指摘もございましたように、地域、あるいはいろいろなこれからの選択的拡大部門というふうな各種の作物につきまして制度の充実を図って、魅力のある共済制度にしていきたい、こういうことで御提案を申し上げ、やはりこれが、今後の農業の方向を踏まえながら農業共済制度が本当に農家の役に立っていくというふうな方向
それがさらに、特に基本法が制定され、畜産という部分が選択的拡大部門ということで需要の伸びに応じた畜産、畜産だけに限りませんが、成長部門を発展させていこうではないかと。 そういう中で、次第に単に外延的に拡大していくだけではなくて内部で規模拡大していく。それがさらに現在ではその状況が続いているわけでありますが、もうとにかく畜産農家の外枠というのはほとんど広がらない。
農業基本法の中の選択的拡大部門ということで、政府の奨励のもとで畜産振興策が図られたわけでありますが、残念ながら、現時点におきましては非常に経営等におきまして厳しい面に立たされているわけであります。 こういう状況の中で、畜産農家の皆さん方におかれましては、なお長期低利の特別融資措置を講ずるというような問題、さらには農業信用基金協会の保証基盤の拡充等々の問題が提起をされている。
○説明員(船曳哲郎君) 何が魅力ある産業がということでございますけれども、いろいろ具体的にはケース・バイ・ケースの御事情もあり、いろいろ受けとめ方もあろうかと思いますけれども、総体として見ればやはり農業の今後の拡大部門であり、また国民の要請にこたえて必要な畜産物が相当の価格で国内で生産してこられたといったことからいたしましても、農業の数ある分野の中でもやはり希望の持てる分野の一つと、このように私は理解
御案内のとおり、農基法農政は、選択的拡大部門として果樹、畜産等の振興を奨導いたしております。同時に、主食である米の完全自給化を目指して政策を施行したものでございまして、米の生産振興に非常な重点を置いたものでございます。
また、柑橘の問題について申し上げますと、温州ミカンは昭和三十六年から実施されました農業基本法のもとで選択的拡大部門ということで政府から唱道されまして、非常に生産が奨励されたわけでございます。生産が一番盛んでございましたのが昭和四十年前後でございます。
それから、米の消費拡大を中心として、いま基本法農政の選択的拡大部門がそれぞれ過剰基調にある、大変な穀物を輸入しておるという実態の中で、日本の農業の中が過剰であるというような問題があるわけでございますけれども、特に米の問題につきましては、政府も民間も一緒になっていま消費拡大の問題をやっておりますけれども、国民の消費に対する誘導ということは行政がやるべきではないという議論もございます。
また、雇用保険法成立に際し、本院社会労働委員会では、可及的速やかな完全、全面適用の実現し適用拡大部門における新規被保険者が受給資格を得ずに失業した場合にも、しかるべき救済措置をとること、また、三事業については、労使の参加する管理運営等、制度のあり方についても速やかに検討し、その具体化を図ること等の附帯決議が採択され、政府もその趣旨に沿って努力するとの確約をされたはずでありますが、これらについて、どのような
○澤邊政府委員 基本法制定以来、畜産が、選択的拡大部門ということで、飼養頭数におきましても規模においても急速に伸展を示したわけでございます。
二、開拓農家は、多額の資金を必要とする選択的拡大部門における専業大型経営を志向する農家であるので、これに対応する保証限度を設定するとともに、必要に応じ融資保険方式が適用できるように措置すること。 三、農林中央金庫が提供することとなる原資の金利は、現行同様の特別金利体系を継続して適用するよう措置すること。
とられております状況の中で、私たちが畜産の範囲問題を考えます場合に、最近におきますところの選択的拡大部門としての畜産の重要性が非常に大きうございますので、研究費の配分につきましても最も重点的に畜産部門を考えておるわけでございます。農林省全体の試験研究の情勢からいいますと、その畜産部門が占める試験研究費のウエートというものは、七、八年前に比べますとかなりウエートが高まっておる。
それからまた、構造改善の事業でございますので、基盤整備とか機械の導入によりまして労働力が余るというような計画は当然立てられまして、また、結果としても余るわけでございますが、大体稲作を中心にしてプラスアルファ部門と言っておりますが、御承知のような果樹とか畜産というような拡大部門につきまして、労力がかなり消化されている。
○三ツ林委員 次に、今度の雪害が、首都圏農業だとか、近郊農業だとか、施設園芸の将来の発展にほんとうに大きい影響を及ぼしてまいるわけでありますが、私は、選択的拡大部門の中で、施設園芸の地位は相当大きいであろうと実は考えているわけであります。
少なくとも選択的拡大部門を含めまして、日本の総合食糧自給度を向上していく、こういう前提の農政に立つならば、米以外の必要なる農畜産物に対する価格政策を米に準じた方向に充実をしていく、こういうことが価格政策においては大事であり、また、これらを実現するための、いわゆる構造政策というものを本格的に取り上げる、こういうような方向でこそ現実的な政策でございまして、米価を抑制して選択的拡大部門のコントロールをしようという
また、その上における作物の状態も、今後進展していかなければいかぬというふうなことでありますので、土地整備の問題、また果樹なり野菜なりこういった選択的な拡大部門について、できるだけ農林省としても指導なり助成を続けていきたい、こういうふうに思っております。
しかし、それにしてもいまのような豚肉に対する非常な恐慌が出てきておるわけでございまして、その原因を大づかみにしてみますと、一つは農業基本法によって選択的拡大部門として養豚振興が奨励された。しかし、奨励はしたが、指導体制や当面問題になっておる価格対策、あるいは流通機構というものがそれに伴わなかった。
もちろん、その伸び率、あるいは年次別の変化等につきましては、必ずしも年次別に増加をしているということは言い切れない、年によってはふえる、年によっては若干融資の実績が下がるといったような年次別変動はございますけれども、そういった点から見ましても、ある程度選択的拡大部門、それに要する投資、必要な資金の融通というふうなことを考えますと、かなりなウエートを占めておるということはひとつ御了承をいただきたいと思
しかも一方、安い輸入農産物は、米をはじめとし麦あるいは選択的拡大部門という果樹、畜産の品目に至るまで国内農業を脅しておる。去年の米価審議会である委員は、いまのわが国には農政がない、惰政があるだけであるという発言をしたことを、大臣も記憶しておるだろうと思うのです。
また、酪農は申すまでもなく、わが国の農業生産の選択的拡大部門の大きな部分を占めておる一つといたしまして、今後振興をさしていかなければならない部門でございます。ところが、酪農及び乳業の歴史は諸外国に比べて浅い。競争力もまた十分でない、こういうことでございますので、私どもは加工乳につきましての不足払い制度を採用して、指定乳製品の国内における需給操作との関連を考えて、価格安定事業の円滑な運営を確保する。