2021-06-11 第204回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第3号
拉致被害者向けラジオ放送という取組があります。拉致問題対策本部事務局による「ふるさとの風」、「日本の風」、また、特定失踪者問題調査会による「しおかぜ」等の取組があります。こういった拉致被害者向けラジオ放送に係る政府の取組状況についてお尋ねいたします。
拉致被害者向けラジオ放送という取組があります。拉致問題対策本部事務局による「ふるさとの風」、「日本の風」、また、特定失踪者問題調査会による「しおかぜ」等の取組があります。こういった拉致被害者向けラジオ放送に係る政府の取組状況についてお尋ねいたします。
また、民間団体特定失踪者問題調査会、拉致被害者の会でありますが、独自に拉致被害者向けの短波放送「しおかぜ」を放送しています。現在、民間団体で行っているこの「しおかぜ」は、拉致被害者であったジェンキンスさんも北朝鮮で聞いたことがあると報じられております。 政府は、この「しおかぜ」とももっと連携を深めるべきではないでしょうか。
両大臣とも御存じかと思いますが、拉致被害者向けの短波のラジオ放送「しおかぜ」という、民間の団体が行っている拉致被害者向けのラジオ放送でございますが、こちら、既に二〇〇五年十月から短波放送を始めまして、現在では政府が業務委託を行う形で組織を一定分支援するということで取組をこれまでしてきていただいております。
ただ、NHKは、拉致被害者向けのラジオ放送については、短波の国際放送用の設備使用を認めてきております。今後も、拉致被害者向けの放送につきましては、人道上の見地から、NHKの業務に支障が出ない範囲で、こうした協力をぜひこれからも継続していく考えでございます。