1950-03-27 第7回国会 参議院 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第19号
○中野重治君 「所謂反動分子の帰還遅延は否定を許さざる事実であり、」というのは、例えば輸送開始をされた四六年の十二月末、四七年の初めか半ば頃には、昭和二十二年四月には、即ち吉村隊事件の、いわゆる吉村隊長自身も帰つて来ておるというふうなこととの矛盾は、もう解明されたこととしてあるわけですか。
○中野重治君 「所謂反動分子の帰還遅延は否定を許さざる事実であり、」というのは、例えば輸送開始をされた四六年の十二月末、四七年の初めか半ば頃には、昭和二十二年四月には、即ち吉村隊事件の、いわゆる吉村隊長自身も帰つて来ておるというふうなこととの矛盾は、もう解明されたこととしてあるわけですか。
○中野重治君 もう一つ反動分子、或いは反動というのを、「所謂反動分子」というふうにした方が一層正確になるという、そういう趣の発言があつたようですが、「所謂反動分子」というのは何と解釈したらいいのですか、これは今後も継続して出て来るであろうから、ここで一応明らかにして置いて貰いたい。