1959-03-12 第31回国会 参議院 逓信委員会 第13号
わが国の言論と報道の歴史を知り、戰前の言論を取締りの諸法を知る者にとつて、かくのごとく公序良俗なるものが、どのようなものであったか、思うだにりつ然とせざるを得ないのでありまして、断じて国民の容認できるものではありません また、第四十四条の三及び六において、放送事業者が、地方末端に至るまで放送番組審議会を設置することが強制されております。
わが国の言論と報道の歴史を知り、戰前の言論を取締りの諸法を知る者にとつて、かくのごとく公序良俗なるものが、どのようなものであったか、思うだにりつ然とせざるを得ないのでありまして、断じて国民の容認できるものではありません また、第四十四条の三及び六において、放送事業者が、地方末端に至るまで放送番組審議会を設置することが強制されております。
この人かたは大体非常に何と申しますか、革新的な気持を持つておられた人たちのようでありますが、そういうかたがたが自分たちだけがこの治安を守つておるとか、又国の発展に寄与しておるとかいうような、非常に気負い立つた気持を持つておられたかたであつたのでありますが、併し現在の国警の警備係の中に同じような空気が流れかけているのではないか、それが実は戰前のような状況を起したので、又ここで同じようなことが起つて来ると
ある方から、きようの参議院でしたか、御質問があつて、むしろ地方などはデフレに向つているのじやないかというお話がございましたが、私はあの演説の中に日本の現段階ではやはりインフレ徴候というものを判断せざるを得ないということを言つたのでありますが、これは山崎さんも御承知のことくに、日本の鉱工業生産は大体一四七か八に戰前に比べればなつておると思います。
○政府委員(安田巖君) 社会事業施設と申しましてもいろいろございまして、先ほどからお話がありましたように政府がやるべき仕事を民間に委託したというのが、保護施設或いは児童施設もそうでありまして、これにつきましてはとにかくいろいろ御意見はありましようけれども、多額の事務費が流れておりますし、或いはいろいろ補助金をももらつておりますから、不自由ではございましようけれども、戰前から比べれば、まあ幾らかいいのじやないかというようなことも
社会状態、経済状態の混乱の下におきまして、郵便業務の正常運行は望めず、又貯金、保險事業におきましても、その増勢は極度に低下し、いずれの事業も前途全く暗澹たるものがあつたのでありますが、産業経済の復興、国民生活の安定、それに伴う従事員の勤労意欲の向上等、条件、環境が漸次好転して参るに従いまして、三事業共極めて順調な再建復興の途を辿り、昨今ではサービスの点におきましても、施設の点におきましても、どうやら戰前
概括して先ず我々の見解を申述べたいと思うのでありますが、自由党内閣は、現行の警察制度をば何とかして戰前の制度に漸次復元して行きたい、そういう意思を持ちまして、昨年の六月自治体警察を廃止いたしまして、これを戰前と等しく国警一本に統一するところの警察法の改正を企てまして、すでに全国千数百の自治体警察の中で、あの悪法によりまして、そのうちの約八割に該当するところの町村警察が今日まで一年の間に廃止されてしまつておるのであります
すなわち、その一は、戰前に日本国において存在した連合国及び連合国民の著作権は、著作権法に規定する期間、すなわち著作者の生存期間及びその死後三十年間に戰争期間に相当する期間を加算した期間継続する旨を規定したことであります。
かような点からいたしまして、この法律案はもつと内容をしさいに検討いたしまして、しかもまた、この著作権につきましては、戰前のいろいろ関係もありましたし、ここにあらためて條約を締結するにいたしましても、やはり従来の慣例その他が十分そこに考慮されなければならない。従つて参考人を呼びました際にも、勝本氏一人が賛成でありまして、出版社その他の実際家の方はこういう法律がない方がいい。
外地からの送金につきましては、終戰前、あるいは終戰直後でございますが、外地からの送金で本邦に到達しておるかないか、それらの点につきまして、引揚者の皆様方からわれわれの方にいろいろお手紙もいただいております。
従つてそうした場合に、人口はどしどしふえて行くのでありまして、先ほども申し上げましたように日本でただいまのところ、戰前を越ゆるものは人口と生産と投資の状態であるということであるのにかかわらず、農業生産は一つの限界に来ておる。その限界をいかにして越えて行く方法が考えられるか。その点がわれわれ政治に志すものとしては考えなければならぬ点であろうかと思う。
幸いにして最近の預金の増加、ことに貯金の増加は非常なものでありますので、私はいろいろ大蔵大臣とも話をしておりますが、これは戰前には日本が独立しておつていろいろなことをやれたときには、預金部会計においても、ある産業には安くして、その補いとして短期でもうかる産業には少し高く貸して、全体の預金部会計をまかなつておつたことを覚えておりますが、占領時代は、一つの資金について金利をわけることを許されなかつたのでなかなかできなかつたのと
○志田委員 昭和二十七年度の年次報告によつても明らかなように、戰前の水準に達したもの、あるいはこれを越えておるものとして人口、生産、投資関係、これだけのものが戰前の水準を越えておる、こういうことが言われておりますが、他の指標はまだ戰前の水準を下まわつておる。たとえば農業生産の点から申しますと、米の生産がいささか低下しておるということもいわれておるのであります。
従つてこれをぜひ波の数をふやしてくれ、こういう御要望が戰前から非常に熾烈なものがございまして、私どもも一波でも多く漁業無線に使つていただくようにしたい、こういうつもりで努力いたして来たのでございます。御承知のごとく、電波は混信ということがございまして、やたらにどんどんふやして行きましても、よそからの混信を受けたり、あるいはよそに混信を及ぼしたりいたしまして、用をなさない結果になります。
戰前の最高国有鉄道が持つておりましたときに、約二百八十ぐらいあつたかと承知しております。型は今日の方が少し大きくなつておりますが、まだ戰前の最高には百両くらい足りないと思つております。昭和二十六年度におきまして、当初百両を新製いたす考えであつたのでありますが、物価の値上りその他のために五十両しか完成を見ませんでした。昭和二十七年度は、予算上は三十五両の新製ということに相なつております。
戰前の国民所得の構成を見ると、法人所得は六%であつて、二十六年度の一二%という比率は非常に大きいことが窺われると述べております。
しかしなお現在の所得税が、それでは十分国民の間に納められるような安い税かと申しますと、これはまだまだ戰前に比べますと相当重い。これを私どもできるだけ軽くいたしたいということで、やつておるわけでございますので、この点ひとつ特に御了承を得ておきたいと思う次第でございます。
その後二十四年になりまして全面的に解除になりましたので私ども戰前に帰りましてできるだけ急速な準備を進めて参りたいと思つておるのでありますが、御承知のような経済界の状況で金詰りと材料とかに災いをされたのと、戰争中に随分酷使した等によりましてその生産が全く遅々として進んでおらんわけであります。
なお先ほど局長から申上げましたように、国産乗用車の生産につきましては、戰前、戰後に亘りまして、約十年間の空白期間があつたわけでございまして、これを追い着く方法として、自力でやるのがいいか、或いは何らかの形において外国の技術なりを取入れましてやるのがいいかという点も一つの問題かと思います。
新聞社のかたもそうであるし、その他大会社のかたもそうである、国民こぞつてこれを欲しがる、その代り働きますと言つておる品物を、政府は余り何のためになさるのか、国産擁護にも限りがある、そんな幼稚なることは、戰前といつたつて国産は乗用自動車は幾らもしていないのです。別段損をするわけでもない。
若しもそうであるといたしますならば、日赤が戰前、戰時中、戰後の看護婦の養成の、本格的な養成の御報告がございますが、こういう報告の状態でこれから後足りるのでございましようか。それとも又そういうことにつきまして新たなる御計画をお持ちでござうましようか、それを先ず伺わして頂きたいと思います。
二十五万トンと申しますると、このくらいの数字はまだ一方国内で何とかならかというようなお気持にもなられるかと思いますが、実は現在の家畜の頭数は、大体戰前の最高の時代に匹敵いたしておりまして、言い換えれば大家畜單位に直しまして四百二、三十万の家畜を擁しておるのであります。
言うまでもなく、戰前戰時中の教育は、日本帝国主義の厖大な軍事費の支出により、絶えず財政的に圧迫され続けて来たことは、現状と何ら異なるところばないのであります。六十人、七十八の生徒を一つの教室に大量的に詰め込み、これに画一的な天降より的精神主義を押し付けた。
御承知のように戰前における赤十字というものは、これは民間団体としては。恐らくこれくらい財政的に恵まれた団体はなかつたであろうと思うのです。相当巨額の基本財産を持つておりまして。