2013-05-09 第183回国会 衆議院 憲法審査会 第8号
しかし、第一次安倍政権での安倍総理の憲法改正発言により、合意形成を旨としてきた憲法調査特別委員会が混乱を来し、結果、強行採決により憲法改正国民投票法案が可決しました。 おととしの秋から衆議院憲法審査会が始動し、現憲法の検証を進めるとともに、十八歳投票年齢への引き下げを含む、いわゆる三つの宿題についても、審査会、そして昨年からは幹事懇談会での協議を進めてきています。
しかし、第一次安倍政権での安倍総理の憲法改正発言により、合意形成を旨としてきた憲法調査特別委員会が混乱を来し、結果、強行採決により憲法改正国民投票法案が可決しました。 おととしの秋から衆議院憲法審査会が始動し、現憲法の検証を進めるとともに、十八歳投票年齢への引き下げを含む、いわゆる三つの宿題についても、審査会、そして昨年からは幹事懇談会での協議を進めてきています。
十月十日の当委員会において、先ほど同僚委員からも質問されましたが、法務大臣は憲法改正発言をいたしました。与党から少年法改正が提出されて、法務大臣の基本的な所見が質問された中での答弁であります。 先ほどお伺いしておりますと、大臣は、一政治家としては憲法を改正した方がいいという論者だが、森内閣の閣僚の一員としては具体的な答弁は差し控える、そういうふうに私は伺いました。 具体的にお聞きしましょう。
何か憲法改正発言が問題になって国会が空転したというようなことを言われておるわけでございますが、この状態では予算案の審議ができないということで私が言ったのは、さっき申し上げたように、PKOの武力行使という問題について重大なそごがある、中西前防衛庁長官の解釈と政府の従来の統一見解による解釈は重大なそごがある。
しかるに、政府・自民党は、一連の航空機汚職を初めとする政治腐敗の絶滅、政治倫理の確立という、国民が一番期待していた課題には背を向け、社会党を初め野党の強い主張を退け、衆議院の航空機輸入調査特別委員会を廃止し、一切の政治腐敗を国民の前から覆い隠すため狂奔したことを初めとして、さらに、奥野法務大臣の誤った記憶に基づく押しつけ憲法論に依拠した憲法改正発言や、防衛予算の別枠増額のための論議などに血道を上げ、
その根拠としては、第一に、有力閣僚の憲法改正発言や愛国心教育発言が次々と飛び出していることが挙げられます。これを党内実力者が援護射撃している現状からしても、その不安は単なる杞憂ではないと思うのであります。 第二の根拠は、国会答弁を無視した形で、戦闘機への対空ミサイル搭載や艦艇への魚雷装備などが実施されていることであります。もちろん、この件は国防会議にも諮られていないのであります。
これはずっと続いております一連の憲法改正発言問題についてであります。この際、大臣の決意についてお尋ねをしておきたいと思うのであります。 まず第一に、行政というものは憲法や法律に基づいて行われているものですね。私は、あなた個人が改憲の意思を持っているということをとがめたり、持ってはいけませんというようなことを言おうとは思っていません。むしろ、それはそれで一つの見識ではないかと思っております。
奥野法務大臣は直ちに国務大臣と国会議員の職を辞して、憲法改正発言の自由を獲得すべきと思うのであります。 内閣の連帯責任をもって憲法を尊重し擁護しなければならない総理大臣の決意を承って、私の質問を終わります。(拍手) 〔国務大臣鈴木善幸君登壇、拍手〕
もし佐藤総理が従来の政治姿勢を改むることなく、実兄である岸元総理の憲法改正発言に激励されて、日韓条約の批准強行から憲法改正、日米安保条約の再改定に向けて邁進せんとする方針であるとするならば、議会と国民のきびしい糾弾を受けるであろうことを率直に申し上げ、今次臨時国会において謙虚にわれわれの主張に耳を傾け、慎重に今次臨時国会に対処されるよう強く要求して、私の反対討論を終わります。(拍手)