2021-08-19 第204回国会 参議院 内閣委員会 閉会後第3号
二十九日には、このまま新規感染者急増を続ければ、酸素吸入が必要な中等症の患者が入院できない事態になると指摘をいたしました。そして、五輪を中止し、政府が強い危機感を示してコロナ対策に集中するようにと繰り返し求めましたが、こうした警鐘乱打が無視をされて、制御不能とまで言われるような感染拡大となってしまったことが本当に悔しいです。怒りを抑えられません。
二十九日には、このまま新規感染者急増を続ければ、酸素吸入が必要な中等症の患者が入院できない事態になると指摘をいたしました。そして、五輪を中止し、政府が強い危機感を示してコロナ対策に集中するようにと繰り返し求めましたが、こうした警鐘乱打が無視をされて、制御不能とまで言われるような感染拡大となってしまったことが本当に悔しいです。怒りを抑えられません。
それで、まず、ここ一週間の感染者数を見ますと、爆発的な感染拡大、ステージ4は先ほども言ったように三十八都道府県、徳島県と秋田県を除けば感染者急増、ステージ3。デルタ株は感染力が強く、感染スピードも速まっております。 これから学校の夏休みも終わり、私の地元岩手では今日から始業式というところもあります。学校現場の子供たちの感染拡大も非常に心配されます。
全国的な感染拡大の中、ここ一週間の感染者数を見ますと、爆発的な感染拡大であるステージ4は三十八都道府県、徳島県と秋田県を除けばほとんど、ほぼ全国が感染者急増のステージ3以上でございます。都市部では、適切な医療を受けられずに、多くの方々が不安の中、自宅療養をされております。
なぜ緊急事態宣言を発令していながら感染者急増が続いているのか。今回も緊急事態宣言を増やす、今日もまたまん延防止等重点措置も対象拡大をすると。しかし、感染拡大止まりません。何が足らないんですか。何がいけないんですか。じゃ、拡大をして何をするんですか。単に対象地域を増やすだけなんですか。それで止められるんですか。何を追加的に措置をして、そして感染抑止をするんですか、副大臣。
私、この変異株の動きや関西圏での感染者急増というような動きを見ますと、急激な拡大を追い切れるテンポになっていないということを指摘したいと思うんです。 四波封じ込めるために、この規模、スピード、思い切って引き上げる必要がある。総理の決断を求めたい。
保健所は今、感染者急増で、過労死ラインを超えて働いても、自宅療養者の健康観察も濃厚接触者の調査も追いつかない。こういう中で、罰則を入れれば、警察に情報を提供して、捜査の協力までしなければなりません。接触者について教えてくれない人の中には、政府の高官や政治家、メディアの記者などがいらっしゃいます。
例えば、中川会長は、GoToトラベルが感染者急増のきっかけになったことは間違いない、感染者がふえたタイミングを考えると関与は十分しているだろうと。 十月一日から東京が解禁になって、大体十月の十五日ぐらい、中旬ぐらいから相当、ぐっとふえているんですよ、全国の感染が。こういうふうにお医者さんもおっしゃっておられる。
一方、感染者急増以降は一部自治体から陽性者総数のみが報告されるような状況にございまして、厚生労働省におきまして感染者の国籍を網羅的に把握できていない状況にございます。また、自治体におきましても、過去に報告した全ての感染者の国籍情報を改めて調査し直すことは事実上困難であるというふうに考えるところでございます。
また、週末、ニュースになっておりましたけれども、厚労省は感染拡大傾向の自治体に、吉村大阪知事がテレビで、感染者急増の試算が記載されたペーパーというのを非公式に示しているということで、テレビでそれを公開されたということでございます。