2021-06-01 第204回国会 衆議院 環境委員会 第13号
この機会にそういう表明があったこと、これは、先生がおっしゃったような愛知目標の次の十年の戦略、ポスト二〇二〇を決めていくルールメイキングにおいても日本が生物多様性に非常に強い意志を示したということで、意義があることだと思いますし、この法律が成立した暁には、今後、国際社会の場でも、日本が冠たる水質管理という新たな水環境行政に一歩大きく前進したということを内外に知らしめていきたいと思います。
この機会にそういう表明があったこと、これは、先生がおっしゃったような愛知目標の次の十年の戦略、ポスト二〇二〇を決めていくルールメイキングにおいても日本が生物多様性に非常に強い意志を示したということで、意義があることだと思いますし、この法律が成立した暁には、今後、国際社会の場でも、日本が冠たる水質管理という新たな水環境行政に一歩大きく前進したということを内外に知らしめていきたいと思います。
小泉大臣は、生物多様性は人類存続の基盤である、四月二日付、トーマス・フリードマンの、自然が私たちを守ってくれる、次のパンデミックに対する最高のワクチンが生物多様性の確保であるとの見解を引用しながら、COP15でのポスト愛知目標の策定に貢献し、二〇五〇年ビジョン、自然との共生社会に近づいていくために貢献していきたい、こういうふうに述べられました。すばらしい姿勢だと思います。
愛知目標が立てられたCOP10の会議のときには、私も環境副大臣を務めさせていただいておりました。残念ながら愛知目標が十分には達成されていなかった中でのポスト愛知目標ということでありますが、しっかりとリーダーシップを取って頑張っていただきたいというふうに思います。
生物多様性条約愛知目標が掲げた、二〇二〇年までに絶滅危惧種の絶滅及び減少の防止と絶滅種に対する保全の維持改善という目標は達成できませんでした。 自然公園法は、自然の風景地を保護するとともに利用の増進を図るだけでなく、前回改正において、生態系の危機を食い止めるため、新たに生物多様性の確保に寄与することを目的に加えました。
我が国といたしまして、二〇一〇年のCOP10で、議長国として愛知目標を取りまとめました経験を踏まえ、次期枠組みづくりに貢献し、二〇五〇年ビジョン、自然との共生の実現を図ってまいりたいと考えております。
二〇一〇年のCOP10で採択された愛知目標、国内外の評価で未達成であった生物多様性保全の危機的な状況について、この現状を、当時の議長国としてどのように捉え、理由をどのように分析しているか、次の目標のためにもその検証をしっかりすべきではないかと思いますが、お答えいただきたいと思います。済みません、簡潔にお願いします。
昨年九月に生物多様性条約事務局から公表されました、愛知目標についての最終評価である地球規模生物多様性概況第五版、これはGBO5といってございますけれども、これによりますれば、大部分の愛知目標についてかなりの進捗が見られたものの、二十の個別目標で完全に達成できたものはないということが示されてございます。
六、基本理念に掲げられている生物多様性の確保等を適切に行うために必要な施策についての調査研究及びその結果に基づいた具体的施策の推進については、ポスト愛知目標の策定作業や日本における次期生物多様性国家戦略の策定作業との関連性を念頭に置くこと。
○徳永エリ君 今、愛知目標の話がありましたけれども、達成されていないという状況であります。やはり生物多様性の保全ということを考えると、何が起きているのかということをしっかりと時間を掛けて調査を綿密に行う必要があるというふうに思います。 前回の改正のときに、環境大臣は、瀬戸内海の環境の状況を定期的に調査し、その結果を法の適正な運用に活用することが法定化されています。
そういった責務を果たす上で、これから生物多様性COP、このCOP15が開催をされる予定ですから、日本はCOP10の議長国としての経験をしっかりと生かしながら、次の愛知目標の先にあります十年目標、この目標にしっかりと貢献をして、愛知目標の中で合意された生物多様性の二〇五〇年ビジョン、自然との共生が実現に近づいて、そして次の世代も確実に自然に守ってもらえるような内容とするために日本の貢献を果たしてまいりたいと
生物多様性条約「愛知目標」が掲げた、二〇二〇年までに絶滅危惧種の絶滅及び減少の防止と絶滅種に対する保全の維持改善という目標は達成できませんでした。 自然公園法は、自然の風景地を保護するとともに利用の増進を図るだけでなく、前回改正において、生態系の危機を食い止めるため、新たに、生物多様性の確保に寄与することを目的に加えました。
また、二〇一〇年に愛知で採択された生物多様性の世界目標、愛知目標の次の十年間の目標が、今年、生物多様性条約COP15で採択される見込みですが、その中でも議論されるなど、世界的にも関心が高まっています。 環境省では、令和二年度より、国土交通省の協力も得て、地域の生態系を保全し、防災、減災に活用するための手引書を取りまとめるための事業を進めています。
これもやはり人間の力だけではコントロールすることはもちろん難しいわけですが、しかし、人間は環境にとってインパクトを与える力をいいも悪いも持っているというのは事実なわけですから、その循環というのはやがて人間の方に返ってきてしまうという観点から、この生物多様性ということは、やはり私たち国民も一人一人が認識をして、官民共に進めていかなければいけない大きな課題だというふうに思っておりますので、是非、この愛知目標
特に、生物多様性の保全に関しては、本年開催予定のCOP15において、現在の生物多様性の国際目標となっている愛知目標に続く、次のポスト二〇二〇生物多様性枠組が採択される予定となっております。
昨年九月に公表されましたGBO5によれば、大部分の愛知目標についてかなりの進捗が見られたものの、二十の個別目標で完全に達成できたものはないということで、自然との共生を目指す二〇五〇年ビジョンの達成には気候変動対策など複数の分野と連携した行動が必要であることなどが示されてございます。
それは、愛知目標の三番の補助金の適正化という議論でもあるんですが、漁業の支援のために、たくさん捕れる、もっと捕れる、そういう技術の支援ばかりしていると、あるいは、それに基づいて国内の施策も、魚が捕れなくなりました、じゃ、もっと捕れるような技術開発に補助金を出すと、こんな仕組みをもっと見直していく必要があるだろうというようなことが次のポスト目標の議論でも出てくるのではないかなと思っています。
そこで愛知目標という世界目標を作ったりしています。条約は一回の会議で二十とか三十ぐらいの決定を出していくわけなんですけれども、それはどんな意味を持つかというと、一つは、生物多様性、自然に関する国際認識であるとか国際世論をつくっていく、あるいは各国や国際機関のツー・ドゥー・リスト、やるべきリストというのを整理すると。
ウナギ登りの話は非常に興味深いものがありましたが、愛知目標からの約十年間、我が国においては、東日本大震災を始めとする数多くの自然災害からの復旧や復興、そしてまた新型コロナウイルス対策など、生活や雇用や経済再生の政策が多くなっていたと思います。必ずしも生物多様性は優先順位が高くなかったと思います。
来年、中国で開催される生物多様性第十五回締約国会議では、二〇二〇年までの国際目標である愛知目標の次の世界目標となるポスト二〇二〇生物多様性枠組が採択される予定でありますが、この検討過程においても参考になるものと考えてございます。
そして第二に、海洋保護区の設定の推進、これも、愛知目標、生物多様性COPというのが今年、中国で開催される予定でありますが、愛知目標の次の目標を策定をする大変重要な会議です。海域の一〇%を各国が保全をするというふうに位置付けているこの生物多様性に関する条約における愛知目標の一つを達成すべく、改正自然環境保全法に基づいて保護地域の拡大に向けた取組を進めています。
愛知目標の鳥獣保護区の目標が含まれなくなってしまうんですよ。そういうことをやっていいんですか。これはいかぬですよ。だって、基地をつくる前のこの違法開発だけで鹿の頭数が半減したというんです、十一年間で。このまま状況を放置しておくならば、また個体は減っていくと言っているんです。この上に、耐えがたい環境破壊が行われるんですよ。 小泉大臣、初めてごらんになったかもわかりません。
ことし、愛知目標の次の十年の目標をしっかり立てていく重要な年ですので、しっかりSATOYAMAイニシアチブも取組を進めていきたいと考えております。
また、生物多様性条約締約国会議の愛知目標などの国際的な枠組みの下で、生物多様性の保全及び持続可能な利用に向けた取組を実施していくこととしております。 例えば海洋保護区につきましては、昨年の自然環境保全法の改正により沖合海底自然環境保全地域の制度が創設され、本年四月の施行に向けて準備が進められております。
○小泉国務大臣 まず、近藤先生におかれましては、環境副大臣もお務めになられ、そして、愛知という、環境行政にとっては、生物多様性の分野においては愛知目標という言葉もありますし、地球博を含めて大変特別な土地でもあります。今後もぜひ御指導いただきたいと考えております。
我が国としても、二〇二〇年を目標年とする愛知目標の達成に向けて着実に取り組みます。 そして、生態系や漁業にとっても深刻な問題となっている海洋プラスチックごみ問題については、六月のG20で大阪ブルー・オーシャン・ビジョンとして各国と共有した、二〇五〇年までに追加的汚染ゼロの世界を実現することを目指します。
我が国としても、二〇二〇年を目標年とする愛知目標の達成に向けて着実に取り組みます。 そして、生態系や漁業にとっても深刻な問題になっている海洋プラスチックごみ問題については、六月のG20で大阪ブルー・オーシャン・ビジョンとして各国と共有した、二〇五〇年までに追加的汚染ゼロの世界を実現することを目指します。
本採択も踏まえまして、愛知目標の下での生物多様性保全の取組を引き続き進めるとともに、この取組を更に継続、発展するよう、ポスト二〇二〇目標の議論にも積極的に貢献していく決意でございます。 来年、ポスト二〇二〇を決める会合が中国で行われます。中国政府にも私どもの意見をしっかりとまた事前に届けまして、愛知目標をしっかりまたそれを継続できるように努力したいと、こう思っております。
○国務大臣(原田義昭君) 御指摘のように、当該目標の目標年次である二〇二〇年が近づいている状況の中で、我が国の海洋保護区の設定は八・三%にとどまっており、まだ愛知目標の達成には至っていないところであります。このため、沖合域での海洋保護区を設定できる制度を今回創設することで、まずは確実に一〇%の目標を達成し、自然環境の保全を図ることが重要と考えているところであります。
また、愛知目標達成後の沖合などの調査の頻度、スケジュール、予定を教えていただきたいと思います。さらに、愛知目標達成したらおしまいとはならないと思います。最終的にどのくらいの目標を持つのかについても併せてお答えいただきます。
○国務大臣(原田義昭君) まさに来年のCOP15におきましてはポスト愛知目標の話も当然出ようかと思っておりますけれども、ただ、あわせて、私どもはこの愛知目標をいかにフォローアップしていくかと。日本自らもまだ十分それを達成していないという状況でありますから。 実は先週、私も含めて、中国との経済閣僚会議がございました。
海洋環境の保全は国際的な潮流となっており、我が国が主導した生物多様性条約に係る愛知目標等の国際目標を踏まえ、主要国でも海洋保護区の設定が加速しているところでございます。 現在、我が国は、沿岸域を中心に約八・三%の海域に海洋保護区を設定しています。
二〇二〇年に中国で開催されます生物多様性条約第十五回締約国会議、COP15でありますが、におきましては、先ほどお答え申しましたように、現在の生物多様性の世界目標である愛知目標に続く新たな世界目標、いわゆるポスト二〇二〇目標、これが採択される予定であります。
○原田国務大臣 二〇一〇年に開催された生物多様性条約第十回締約国会議、COP10で、愛知目標、日本の名前のついた目標が設定されたところであります。国際的に保護区の設定が限定的だった当時の状況も踏まえて、海洋保護区の拡大に向けた当面の目標値として一〇%が採用されたものと認識をしております。
○原田国務大臣 環境省としては、生物多様性の世界目標である愛知目標の達成年、二〇二〇年に向けて、沖合域への海洋保護区の設定等を通じ、取組を進めていく所存でございます。 また、二〇二〇年に、来年でありますけれども、中国で開催される生物多様性条約第十五回会合、COP15では、現在の生物多様性の世界目標である愛知目標に続く新たな世界目標、ポスト二〇二〇目標が採択される予定でございます。