2015-08-26 第189回国会 参議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第13号
この法律は、有事の際、国内外を問わず、中国国民の動員や戦略物資の徴用等、あらゆる分野を国の統制下に置くことを定めた法律であります。同法が発令されたとき、日本を含めた外資や合弁会社も適用対象になる可能性があることについて、国防動員委員会総合弁公室主任の白自興少将はそのことを否定しておりません。
この法律は、有事の際、国内外を問わず、中国国民の動員や戦略物資の徴用等、あらゆる分野を国の統制下に置くことを定めた法律であります。同法が発令されたとき、日本を含めた外資や合弁会社も適用対象になる可能性があることについて、国防動員委員会総合弁公室主任の白自興少将はそのことを否定しておりません。
今、委員御指摘の、旧民間徴用等の御遺族の遺骨の返還につきましては、韓国政府からの協力要請があったことを受けまして、宗教団体の方々を初め、国内関係機関から幅広い協力をいただきまして、実態調査や実地調査を実施いたしまして、御遺骨の所在の把握に務めてきたところでございます。
○伴野副大臣 今、委員御指摘の報道は承知しておりますけれども、旧民間徴用等の御遺族の御遺骨の返還につきましては、早期返還を目指して、さまざまな点で韓国政府と機会を通じまして協議をしているところでございますが、委員からの再三の御指摘ではございますが、そういった相手国のあるお話でございますので、詳細につきましては差し控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(北澤俊美君) 私として承知しておりますのは、この中華人民共和国国防動員法、本法律については、国家の主権、統一、領土保全及び安全が脅威にさらされた場合を念頭に民間資源の徴用等を含む国防動員制度を全面的に整備したものというふうに承知をいたしております。
それから、戦争中に徴用等で雇用されていた朝鮮の人に対する未払い賃金等については供託の措置をとるようにということが昭和二十一年に政府から通達がなされて、そして関係の企業は、多くは皆供託の措置をとったということでありますが、その供託は十年で時効になるということが一方にあるわけですね。前にも清水局長からもお答えありました。
○愛知国務大臣 戦争中、軍属あるいは徴用等によって樺太に渡りまして、そのまま終戦を迎え、今日まで樺太に残留している朝鮮人の数は、これは正確には明らかでないのでありますが、韓国政府が赤十字国際委員会に対して七千名の引き揚げ希望者名簿を提出しておる趣でございます。
敬意を表しながらも、ともかくこれは戦時教育令に基づく単なる教育ということだけでやってくれるな、ともかく命令によってこれは動員されて、そうして拘束されて勉強もし、救護作業にも班編成等をもって——しかも昼だけではない、夜もゲートルをはめて、しかも学校に泊められて、そうした作業に拘束されて当たったのだから、これは総動員法による、いわゆる拘束されて徴用等に従事した者と同じである、あるいはそれ以上——徴用された
また、応召、徴用等の手不足で、やむを得ず小作に出し、戦後返還交渉中に解放を受けて、一律解放の被害者となって泣き寝入りした農民への対策こそ必要であったのが、今日までいまだに放置されたままであります。これをどうするのか、お伺いいたします。 旧地主の一人一人には何の足しにもならず、しかも総額としては膨大な国費の乱費となる本法の性質にかんがみ、本法案の撤去を要求して、私の質問を終わる次第であります。
そういう立場からこれから御質問申し上げるわけですが、御承知のように、日本と朝鮮の関係はそれこそ悠久の太古から交流があったと存ぜられますし、特に明治、大正、昭和にわたっては、御承知のような特殊な関係にあり、さらにまた太平洋戦争中におきます強制徴用等で、日本に来られた在日朝鮮人の方も非常に多いわけであります。
○永岡光治君 先ほどから新しく恩給を受ける人とか、たとえばその三号に学徒動員や徴用等というものも入れようという問題は、これは想定していないのじゃないですか、想定しているのですか。
このことは、私どもは戦時中、徴用等による苦い経験をなめておるのでございますので、はっきりと申し上げ得るのであります。特に比較的漁業者には年長者が多いのでございまして、なかなか転業の道とてございません。祖父より受け継いで年少のころより就業し、さらに子孫代々にまでも残し得るこの安定した現職業を考えますときに、何人といえども私どもの生活権の代かえが絶対に不可能であることを御承知願えると信じます。
○李(起)参考人 われわれといたしましては、山本先生がよく御承知のように、希望によって日本に来たのでなくて、むしろ戦時中においては、徴用等いろいろの形で来ておると思うのであります。それから中国の一例をあげましても、要するに、日本政府の責任において帰国させておるのであります。
又、中には、自由意思で日本に参りまして居住し職業を得たのではなくて、戰争中徴用等によりまして強制的に連れられて参つた人々もあるのであります。これらの人々は普通外国から入つて参りました外国人とは甚だ異なつた社会的性格を持つものでありまして、直ちに一般の外国人と同じに取扱うことは、政治的、経済的、社会的に見まして、又国際的に見まして、問題があるのであります。
そういつたような状態、あるいは戰時中におけるトラツク及びバスの徴用等によりまして、それらの運輸機關が漸減をいたし、かつまた副資材の缺乏からしまして、やむなく休止しておる路線もあるのであります。
それで安定所を御視察になりまして、いろいろ現地でお聽き頂きました點も私達感謝に堪えない所でございますが、私達安定所を指導監督いたします者が、今申しておりますことは、安定所は戰爭中はすべての勞務配置を一手に引受けまして、殊に徴用等の國家的權力を背景にしましての人の動かしをやつて參つたわけでございます。
先ず第一章總則、第一條法律の目的でございますが、提案理由でも御説明いたしましたように、今までの職業紹介、殊に戰時中の職業幹旋につきましては御承知の徴用等の手段を伴いましての非常な強權的な勞務配置というような色彩が強かつたわけでございます。
かような實情で、戰爭中にいわし漁業が一時停頓いたしまして、ほとんど徴用等の關係から操業船が徴發されまして、漁業に從事する船は減つてまいつたのであります。