2021-05-11 第204回国会 参議院 厚生労働委員会 第14号
○打越さく良君 二〇一八年に、二〇一八年以降ですけれども、幾つかの大学の医学部で女性受験生に不利益な差別的な得点操作がされていたということが明らかになりました。
○打越さく良君 二〇一八年に、二〇一八年以降ですけれども、幾つかの大学の医学部で女性受験生に不利益な差別的な得点操作がされていたということが明らかになりました。
特に聖マリアンナ大学の場合、その得点操作というのは志願書、志願票、調査書、つまり筆記試験でない部分での点数操作だったんです。入試の面接では、女子受験生だけ結婚や子育ての予定を聞かれるなど、差別的発言をされた経験があると医学生から聞いているわけで、こうした点数化できない部分での差別的扱いがないか、徹底的な調査お願いします、大臣。
例えば、受験生の得点操作が問題となりました東京医科大学、これは前理事長が贈賄罪で在宅起訴もされている、こういった理事長でありました。また、大量の留学生が失踪した東京福祉大学、こちらの大学の創立者の元理事長は、二〇〇八年には強制わいせつ罪で懲役二年の実刑判決を受けている。で、その後また大学に復活しているというような状況です。
東京医大自身が十月二十二日に公表した第一次調査報告書では、二次試験の小論文の採点で、現役男子や一浪から三浪の受験生には加点し、四浪以上や女子には加点せず、得点操作が行われていたこと、女性を不利益に扱う点数調整や合否判定が行われたことを明らかにしております。
東京医科大でいえば、理事長と学長が率先して得点操作をした疑いが持たれておりますし、日大のアメフト部に関しても、理事長から明確な説明がまだ全くされていないという状況であります。これは、加計学園の問題でもまだそういう状況が続いている状況です。そう考えましたときに、私学における理事長の位置というのが本当にどうなのか、そのようなことを疑問に思わざるを得ません。
得点操作の影響により生じた被害についての補償を含め、具体的な対応につきましては現在検討を進められていると聞いているところでございます。
公正であるべき大学入試で、女性の合格者を抑えるために得点操作が行われたということです。 大臣はどういうふうに認識していますか。女性差別だという認識ありますか。