1954-10-21 第19回国会 参議院 農林委員会 閉会後第15号
従つて町村政にしたところで、そういう人の御意向に反するようなことはできないというような事情がありまして、私どもが心配するのは、災害を受けた農民を救済するという名の下に、実はその利益が中途で一部のところへ停滞してしまう虞れはなかろうかということなんでございまして、そういう点を一つ十分にお考えになつてやつて頂きたいと思うのです。
従つて町村政にしたところで、そういう人の御意向に反するようなことはできないというような事情がありまして、私どもが心配するのは、災害を受けた農民を救済するという名の下に、実はその利益が中途で一部のところへ停滞してしまう虞れはなかろうかということなんでございまして、そういう点を一つ十分にお考えになつてやつて頂きたいと思うのです。
従つて町村長は、いわゆる救農土木事業が普遍的に山岳地帯には行われませんから、そういう所ではそういう就労者を募集する、そうして風倒木の処理に向ける。併しそういう場合に現物が欲しい、薪炭林が欲しい、薪が欲しい、或いは補修材が欲しい、或いは学校の建築材が欲しい、まあこういうようなので労力と交換をする、賃金をですね。
従つて町村のほうでも合併したからそれを記念というか、基本財産として永久にこれを育てて行こう、そうしてこれを合併した町村の大きな基本財産にしようと、こういうまじめな気持でいつていると、又そうでなければならんと、私どもはそういうつもりで指導いたしておるわけであります。
両院の農林委員会に出ての答弁に際してこう言うのでありますから、従つて町村長或いは県知事が大蔵省に参りましても、恐らく次官の手許ではねつけられてしまつてどうにもならん。国会議員が連れて歩いて陳情等をいたしましても、これは却つて笑われるだけである。我々はそういうことはしたくないのであります。抜本的にこういう問題については、少くとも今年のいろいろな事情等から考えますと、どうしても結論を出してもらいたい。
従つて町村吏員の、まずもつて俸給の実態が明らかにされねばならぬ。いわゆる吏員の賃金の実態を明確にしなければならぬということが第一点であります。第二点は、被保険者の数であります。ただいま十一万というお話でございましたが、この被保険者の数、これが第二として重大な問題であります。条例の適用を受けておるものと受けていないものとを区別した数字というようなものも明確でなければならぬことは申すまでもない。
従つて町村吏員の立場を考えてみますると、統合される間までは何らかの方策が必要であることは認むるのであります。先ほど大臣の御説明の中にもこの点が強調されまして、職員の福祉増進にこの案は寄与するのだ、かようにおつしやつたのはまことに私も敬意を表するところでございます。
○鈴木(俊)政府委員 地域給につきましては、現在の制度の上では、促進法の上では特例を認めておりませんから、従つて町村が合併をして市になりましても、かりにABCDというような町村が新らしいEという市をつくつた場合に、Aというところだけがたとえば二級である、その他は一級地であるというような場合におきましては、やはりそのままの状態で残るわけです。
従つて町村合併促進法の目途とする適正規模の村をつくつて行く、行政自治体をつくつて行くという考え方よりも、実態においてはむしろ逆に、都市が農村を併呑をして行く、そうして、私どもの地域はきわめて小さい県でありますが、今の勢いで行きますと、おそらく自治体が三十ないし四十になる。しかもその中でさらに進めば県を三つに区切つて市を三つつくれば最も簡単ではないかと思われるくらいの勢いであります。
従つて町村が大きな負担をしなければ雨天体操場はできないのですが、これもやはり実情に沿うために苦しい財政の中から負担をしてやつておるわけでありますが、そういう点からどうしても臨時的な措置でなくて、もつと安心のできるものがほしい、こういうふうに要望するものです。
従つて、町村ですぐ立ち上つて、客土をやろう、あるいは土地改良をやろうというようなことをすぐやれるようにしますのには、地元負担の関係に対して十分なことを考えておかなければいかぬじやないか。
従つて町村との関係も、それだけからは簡単には論じがたいように思うのであります。現在の制度をほぼ建前として考える場合には、私はほぼ見当もつくかと思います。現在の制度でも、もちろん御質疑の通り町村と必ずしも有機的に関連がなくてはならぬということは一つもないのでございます。協同組合と同じように、やはりどうしても村単位にできておる。ことに共済組合の方はさような関係に相なつておるのであります。
従つて町村で評価し、郡で査定する、その場合には統計調査部の方とも連絡をとり、結びつけを行つて、その数字の出て来る性質の違いというようなものはよくわかるのでありますから、それによつて、統計調査部の方でも、この共済の評価についてはこの程度であるということを公認したものが上つて来て、県でも中央でも、これについては特別の事情がない限り尊重するというような制度にまで持つて行けば、これは農民も非常に信頼をするし
従つて町村では、部落の連中が集まつてつくつた評価書というものは、郡で切られ、県で切られ、中央で切られるたびに、その評価書をやりかえなければならぬ。そうして出さなければ、共済金がもらえないという制度になつておりますので、結局町村の立場からいえばうその評価書をつくつて出す。それを二回も三回もやらされますので、結局来た共済金のわけ方についても、もう一ぺん相談をし直さなければならぬ。
従つて、町村合併によつて相当思い切つた国費が使われていても、長い眼で見ますと、これはむしろ国費の非常な節約になるので、従つて今のような事務局と申しますか、或いはそういう機構ができて、一つ親切丁寧に合併を促進し、各省の総合した協力の得られるような段取りをされるということが、結局、差当つての経費から見ますれば、どうかと思いますけれども、長い五年なり十年なりから見ますると、非常な国費の節約になるので、なお
従つて町村とは別な形態を持つている土地改良区の負担になる問題でありますので、これは賦課金が適当でないということになれば、又その問題についての研究はあろうかと思うのでありますが、とにもかくにもこの問題は一応土地改良区の問題として考慮しなければならん、こういうふうに私たちは考えるので、もう一度念のためそういう研究を是非とも一つしてもらいたいと思うのですが、答弁を要求いたします。
要するに従来地方財政が非常に見通しが悪く、その算定に困難を感じたということは、町村の数だけでも二万に達するものがある、且つ又非常に零細な所もありましたので、恐らく大蔵省でも、地方財政の予算を計上する場合は、非常な困難をせられたのじやないかと思うのでありますが、今回こういう画期的な町村合併によつて、現在予定しておる大体町村の半分ぐらいは、この法案によつて整理して、そうして従つて町村の財政等も一定規模に
従つて町村の方でもそういうのが相当出ておるのはこれは明らかな事実であります。こういう点から考えましてどうしても出納検査に早く目をつけて、さきにも話がありましたように、秋は予告をして検査をするようなことではだめだと思います。そんなことをする必要はない。将来はだまつて、潜水艦のようにぽかつと行つてやるようにすれば、地方の悪いことをした者は心臓があがつてしまう。
従つて町村の事業税の附加税も、その本税が免除になり、或いは大幅の減税になりますと、それだけ当然低くなつて来るわけでございます。なお町村民税等につきましては、その間、今年でもう五年、六年、七年と三年或いは三年近くも、或いはそれ以上にも経過しておるのでありまして、従つて相当移動が起つて参ります。
御案内の通りに地方に教育委員会が設置されまして、市町村の教育委員会が人事権を掌握することに相なつたのでございますが、指導権と人事権とは、密接不離のものであるべきでございまして、従つて町村のみに設けられました教育委員会が、その機能を十分に発揮いたしますためには、ぜひとも指導主事を設置しなければならない。
従つて町村の財政実情を府県を通じて聴取するという方法は当を得たものでないというふうに反省している次第であります。しかしそういうような制度の根本的改正につきましては、いずれ地方制度調査会等において十分論議御研究いただきたいとお願い申し上げる次第であります。
従つて、町村民の福利増進のための、私たちが独自に計画すべき公共事業が殆んどできないという情ない実情でございます。その点、誠に自治体の首長といたしますれば遺憾のことだと考える次第でございます。
従つて町村が独自で指導主事を設置するような財源を見込んでないわけであります。こういう点が一番大きく食違つておる基礎だと思います。
従つて町村の警察を廃したものがこれから市になりました場合は、この法案の恩恵に浴することができるのでありますが、既存の自治警察を持つております市は、この恩恵に浴することもできなければ、また現行法によりますならば、提案者は財政云々と言われておりますが、財政がどんなに苦しくても、現在の自治警を持つている市に対しましてはこれを廃止する道はないのであります。
従つて町村のころ自治警察を、町村の建前において廃止したのが市になつた場合に、これを当該地方公共団体の議会の議決だけで、これが市になつてもなおかつ自治警察にしなくてもいいという決定をすることになつておりますことは、自治法の建前から申しましても、きわめて重大な関係を持つておりますので、私は岡野国務大臣の御出席を要求しておきたいと思います。委員長においてしかるべくおとりはからい願いたいと思います。