2006-11-16 第165回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第3号
しかし、その先生は構わず子供をじっと見詰め、とうとうその子供が、異年齢集団活動でほかの教室へ動くのにどこへ行ったらいいかわからないので尋ねに来たということを教えてくれました。その先生は、自分のクラスでもないのに、その子供の心をじっとつかんでは聞いていったわけです、ひざをかがめて、子供の目線に立って。 こういう先生がいらっしゃれば、子供のいじめの問題、訴える子供の心はつかめると思います。
しかし、その先生は構わず子供をじっと見詰め、とうとうその子供が、異年齢集団活動でほかの教室へ動くのにどこへ行ったらいいかわからないので尋ねに来たということを教えてくれました。その先生は、自分のクラスでもないのに、その子供の心をじっとつかんでは聞いていったわけです、ひざをかがめて、子供の目線に立って。 こういう先生がいらっしゃれば、子供のいじめの問題、訴える子供の心はつかめると思います。
三つ目は、異年齢集団活動を経験させること。これは地域でも希薄でございます。いじめについて、いじめられ方、いじめ方の限度をわきまえること、逃げ道となる相手を見つけること、そういう意味では異年齢集団活動が大事と思っております。 最後に、子供の強さ、心の強さもはぐくみたいと思います。今、子供たちはしかられることになれておりません。褒められ育ち、そして親も、しかられると教員に文句を言ってまいります。
○菱村政府委員 「異年齢集団活動の事例集」を出しましたところ、幸いに好評を得ております。この事例集に基づきまして各学校でさまざまな取り組みがなされていると承知しております。
最近、この事例につきましてまとめをしようとしておりまして、その事例集としての中身でちょっと申し上げますと、異年齢集団活動の意義というものをひとつ取り上げてみたい、それから異年齢集団活動の進め方、これは事例によりまして内容を構成してまいりたいというふうに思っております。