2007-11-21 第168回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
「原則的には、積み立てた年金積み立て金というものはすべて、こういう賦課方式とか積み立て方式ということを一応抜きにして、」一応抜きにしちゃうんですね、やはり当時の議論は。「いまの制度のもとでは膨大な、こういう積み立てられた資金というものを、一〇〇%国民の福祉面に還元する、こういうことが妥当ではないのか、」こういう発言がしっかりと国会で繰り広げられている、こういう状況ですよ。
「原則的には、積み立てた年金積み立て金というものはすべて、こういう賦課方式とか積み立て方式ということを一応抜きにして、」一応抜きにしちゃうんですね、やはり当時の議論は。「いまの制度のもとでは膨大な、こういう積み立てられた資金というものを、一〇〇%国民の福祉面に還元する、こういうことが妥当ではないのか、」こういう発言がしっかりと国会で繰り広げられている、こういう状況ですよ。
だから年金、積み立て金の運用基本方針は安全かつ効率的であるということがあると同時に、福祉に還元することが必要という、福祉還元ということがあなたのところは非常に努力が足らない。
もう一つは、これも御案内のとおりで恐縮でございますけれども、現在十一兆近い年金積み立て金もそれぞれの形でもちろん運用と申しますか、あるいは住宅あるいは厚生福祉施設あるいは病院といった形で物として運用されておりまして、その運用についてのいろいろなやり方についての御意向なり、国民的な期待をどうするかという問題もあるわけでありますけれども、そういう観点からこの積み立て金を見ていく必要があるのではないかというのが
つまり財政方式の問題と、それから年金積み立て金の運用の問題についてであります。 まず、財政方式につきましては、従来は修正積み立て方式というふうに大臣は言っておられるようでございますが、この際賦課方式に改めるべきではないかという考え方を持っておるわけでございます。これについて大臣の御見解を承りたいと思います。
○政府委員(横田陽吉君) 年金積み立て金の管理運用につきまして、被保険者なり事業主の意見というものが相当反映されるべきである、これは全くお説のとおりだと思います。
○須原昭二君 やはり、いま反映をされているというようなお話ですが、年金積み立て金というのは一元的に資金運用部資金の中に繰り込まれてしまって、被保険者の意向反映というのはできない実はシステムになっていると思うのですね。
庶民が預金をしておりましても実は目減りをしていくということなんですから、この膨大な年金積み立て金の今後、昨今の急激な物価上昇のもとでは当然年金積み立て金の実質的価値が減少する一方だと実は思うんです。その点はどうお考えになっておりますか。
さらに、昨今のような急激な物価上昇では、年金積み立て金が目減りをしていくわけでございまするから、いわゆる年金の財政方式を賦課方式に切りかえ、積み立てを行なうということでなくて、実際に支給する年金額の改善をはかるべきであるという意見が大きくなっておることも、これもまたうかがえるところだろうと思います。
○説明員(入江慧君) ただいま建設省のほうから概略御説明がありましたので、重複する部分があると思いますけれども、一応私どものほうだけの分野もございますので、概略御説明いたしますと、御存じのように、私どもが所管しております厚生年金あるいは国民年金というような年金制度におきましては、将来の給付財源として保険料を集めておるわけでございまして、これを年金積み立て金ということで大蔵省の資金運用部に預託した上で
特に国民の掛け金による年金積み立て金の行くえだから明確にしてもらいたいということで、たって申し上げたわけですけれども、従来から発表していないので申し上げることはできないという御趣旨でございますけれども、私は少なくとも国会というのは国権の最高機関であって、国の唯一の立法機関だと、これは憲法第四十一条に国会の地位と立法権というのが規定されておりますし、また国会法の第百四条官公署に対する報告、記録提出の要求
○沓脱タケ子君 前回の質疑のときに年金積み立て金が資金運用部資金部へ行って、そのお金が日本開発銀行を通して貸し出しをされているという内容の問題について日本開発銀行から私鉄及び民間デベロッパー等に貸し出しをしておるという内容が明らかにされておるので、過去五年間の貸し出し実績、それから使用目的等を資料として御報告をいただきたいということを申し上げておりましたが、それについての御答弁をお伺いをしたいということです
ちゃんと金の区分けをして、金に色づけて、開銀に出している金にはびた一銭年金積み立て金は入っておりませんと言うんやったら、私はこれは、話はやめます。そうじゃないんじゃないですか。入ってないとは断言できません。たくさんは入ってないと思います。入っているんですよ。たくさん入っているか、少ないか、それは話は別や。入っているには間違いない。そんなたよりないこと言うてもろたら進まへんですよ。
で、それじゃ、ここで最初にお聞きしておきたいと思いますのは、年金積み立て金を一体どう見るかということですね。国家資金として見るのか、被保険者のものとして見るのか、その点はどうでしょう。これは大臣の御見解を伺っておきたい。
○沓脱タケ子君 年金積み立て金の運用について何か法律的に規定をされているかどうかということを伺いたかったのですけれども、これはないのですね。
私は、いま還元融資の話をしているわけだけれども、還元融資だけじゃなくて、年金積み立て金の運用について被保険者の意向が反映させられるように全体のうちの還元されていく部分をふやせというのが私は附帯決議の趣旨だったと思うんですけれども、その点。 二点です。
○田中寿美子君 まあ、過去の昭和三十四年三月十九日衆議院、それから三十六年十月三十一日参議院社労、何回も何回も、年金積み立て金については、その特殊性に即した運用をはかるため、資金は特別勘定を設けて、そして拠出者のためになるような使い方をせよというような決議もされてきているわけなんです。それで、まあ、これは財投の中に組み入れてしまっている現在、少なくとも還元融資だけはワクが別にあるんですね。
ただ問題は、その覚え書きの中にもございますように、年金積み立て金の運用の問題といたしましては「(1)〜(6)」分類が八五%になるようにと、これは還元融資だけの問題ではございませんで、資金運用部資金の原資としての厚生年金、国民年金の積み立て金の運用といたしまして、そういった使途に集中的にたくさん使っていただく、そういうことももちろん含まれておるわけでございます。
年金積み立て金は日本列島改造のための財政投融資に充てるのではなくて、年金の給付改善と労働者、勤労国民のための直接福祉に活用すべきであると考えます。四党が提案している国民年金等の積立金の運用に関する法律案は、こうした労働者、勤労国民の切なる願いにこたえたものであると考えます。ぜひとも実現してほしいと思っています。 以上のほか、障害年金、遺族年金の併給や通算についても問題が残されています。
それにはどうすればいいかということを実はいま考えておるのですが、ちょっともう少し詳しく申しますと、年金局長のところに、労使の方々、すなわち被保険者ですね、それと学識経験者の方方とで組織する私的な——私的というのも、役所につくるのですから同じことですが、公的な懇談会をつくりまして、そこで年金積み立て金はこういうふうに運用すべきではないか、来年は、総ワクといっても、こういう方面のワクに使ってもらおうではないか
それは年金積み立て金が資金運用部資金に大きく繰り入れられる、預託される、こういう問題等をめぐっていろいろな問題も出てきておるやに聞いておりますので、むしろこの際所管庁としては先ほど私が言ったとおりすっきりと総理府なら総理府にやる、財政運営というのはもちろんこれは大蔵省のやるべき仕事ですから、これはこれでいいと思うのです。
○田口委員 この運用部資金に回った年金積み立て金が、さらに財投原資となって、それがどういう結果になっておるかということについては、私はここであえて議論をしようと思いません。
そこで、年金積み立て金の預託金利について、どのような見通しを持っておられるか、お尋ねをしたいと思います。
先ほどの御答弁では六・五%に持っていくように努力するようなお話もあったんですが、この運用部資金に年金積み立て金を回す場合の金利、このあたりはやっぱりおたくのほうの政策金利ということで押えるという傾向があるんですか。
年金資金の運用につきましても、しばしば率直にお答えいたしておるのでございますが、大蔵省として、あるいは財政当局として、年金積み立て金を運用して大企業優先の融資をするというようなことは、少なくとも今日においては毛頭考えておりません。
これは全く逆でございまして、大切なお金を積み立ててお預かりいたしておりますから、これが効果的に、そして福祉国家建設に、あるいは還元できるようにということで、昭和四十八年度におきましては、年金積み立て金に例をとって言えば、八五%は先ほど来申しておりますように、いわゆる一から六の分類に配当されておるし、残りの一五%もこれに準ずるものに配当されておりまして、基幹産業とか、貿易とか、経済協力には全然配当されておりませんということを
○国務大臣(愛知揆一君) まず、年金積み立て金の管理運用の問題でございますけれども、とくと御案内のように、年金積み立て金の特殊性にかんがみまして、その使途の区分は、他の資金と区分して措置することになっております。これは別勘定という意味でないことも御承知のとおりでございます。
さらに、年金積み立て金が財投原資として統一運用され、大企業向けに融資されているのを改め、自主運用を行なう考えはないか、などの質疑がありました。
つまり、年金について積み立て方式をとるか賦課方式をとったほうがいいかという議論と、それから、いまの年金積み立て金をどういうふうに配分しているかということが、私はごっちゃになっていると思うんです、率直に申しまして。
すなわち、いま世間で疑りの目で見られている年金積み立て金の運用についてであります。 政府の運用のしかたは、保険料を払っている国民の側から見ると、疑わないほうがよほどおかしいやり方になっております。そうでしょう。当該年度に積み立てられた分の貸し付け先はある程度明らかにされたとしても、貸した先から返済されたあと、その後どうなっているのか、皆目見当がつかない。
また、資金運用部に預託をされた年金積み立て金の運用につきましては、住宅、生活環境整備、厚生福祉施設、中小企業等各分野にその大部分、すなわち八五%程度が充てられておりまして、大企業本位に使われているとの批判は全く当たらないのであります。
昭和四十七年三月末における各種年金積み立て金の残高は九兆五千七百三十五億円となっておりますが、そのうち、資金運用部に預託されております額は、昭和四十八年二月末で七兆九千七億円であります。厚生年金の関係で約六兆二千億円、国民年金関係で約一兆円であります。
あるいは健康保険等の問題につきましては、この点は、多少基本的な、私どもお互いの意見が食い違うところであろうかと思いますけれども、外国の例などから申しましても、やはりりっぱな年金制度を確立していこうということからいえば、ある程度のやはり負担というものは、国民自体でも考えていくべきではないかというふうな考え方で、これを財源的にも一般会計の負担に全部する、あるいは、あとでお話が出るかと思いますが、厚生年金積み立て金
それから第三点は年金の問題で、これも、年金積み立て金と財投の資金計画というようなものとの関連等についての中身の問題でございますから、これからの御質疑に応じて順次御説明申し上げたいと思います。
○国務大臣(愛知揆一君) 回収については、いまお話を申し上げましたような次第でございますが、もう一ついま御指摘になりました点は、たとえば年金積み立て金の分についての貸し付けの回収というふうなことになりますと、これは御議論の存するところと思いますけれども、全体を総合的に運用いたしておりますから、積み立て金分の貸し付けからどれだけの回収があったかということは、現在のこの制度のもとにおいては、それだけを分離勘定
○田中寿美子君 いま言われたようなものは、本来一般会計で行政が支出すべきものを、大衆の貯金や年金積み立て金を大量に使っているということなんであって、これらの政府関係の公団、公社あるいは金融機関を通じて企業のほうに出しているわけです。まあ一種のトンネル状況なんですね。それでは、開発銀行から貸し付けした貸し付け先ですね、そのおもなところ、業種別で。
この原資の大部分が大衆貯蓄や年金積み立て金であり、かつ、財投が第二の予算と呼ばれ、一般会計予算と密接不可分である以上、財政の公開主義、民主主義、平和主義の観点から、公団、事業団等の支出も政府機関と同様、国会の議決事項とすべきであります。 第六の反対理由は、地方行財政を軽視している点であります。 四十八年度地方財政計画は、国の予算に完全にビルトインされ、列島改造に動員されております。