2020-01-27 第201回国会 衆議院 予算委員会 第2号
むしろ国連加盟国、むしろ安全保障常任理事国同士が、その後の米ソの冷戦、さまざまな紛争、今でも、これらを中心として、国連の平和主義がなし得ておりません。 恐らく、国民の皆さんも、国連がその理想とする平和な世界をもたらせるとはみんな思っていない。だとすれば、現実対応しなきゃいけない。
むしろ国連加盟国、むしろ安全保障常任理事国同士が、その後の米ソの冷戦、さまざまな紛争、今でも、これらを中心として、国連の平和主義がなし得ておりません。 恐らく、国民の皆さんも、国連がその理想とする平和な世界をもたらせるとはみんな思っていない。だとすれば、現実対応しなきゃいけない。
しかし、残念ながら、常任理事国同士、常任理事国は拒否権を持っておりますから、常任理事国がもし紛争の主体となれば、国連はとめようがなくなってくるわけでございまして、そういう中において、まさにそれぞれの国が国民を守り抜いていく、生命と財産と幸せな暮らしを守り抜いていくための責務を果たさなければならないという中において、いかに守っていくかということを、知恵を絞り出してきたわけでございます。
最近、国連という名の神話という、色摩さんですか、外務省、今浜松大学の教授か何かやっていらっしゃる方、この方が国連という名の神話という、ほとんど国連を神話扱いされている本が出ていまして、私は、将来、常任理事国同士が対決をした場合、一体どんなになるのかと。
その意味で、五つの常任理事国だけで、その常任理事国が小さな国に対して圧力をかけているうちはいいですけれども、その常任理事国同士が対決をする。
○佐藤参考人 あのとき、パキスタンその他の中間派という国の大使たちがまさに悲鳴のようにして、常任理事国同士の責任を果たさないから、何で我々にこういう難しい問題の決断が来るのかということを言っていたことを私、読んだ記憶がありますが、いずれにせよ、この問題は、最終的には拒否権の問題から来るんです。だから、安保理事会の方は改革しなきゃいけないと私は思っております。