2008-04-22 第169回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第2号
これまでも、琵琶湖の水質汚濁負荷削減対策として、生活排水対策、農業排水対策そして市街地排水浄化対策などが講じられてきましたが、顕著な水質の改善が見られないため、今後は、ぜひ環境省のリーダーシップのもとで、国家的な財産である琵琶湖の水質汚濁に取り組んでいただきたいと思います。
これまでも、琵琶湖の水質汚濁負荷削減対策として、生活排水対策、農業排水対策そして市街地排水浄化対策などが講じられてきましたが、顕著な水質の改善が見られないため、今後は、ぜひ環境省のリーダーシップのもとで、国家的な財産である琵琶湖の水質汚濁に取り組んでいただきたいと思います。
今、滋賀県は、さらにこの高度処理から一歩進んで、超高度処理への取り組みというものを実証実験されたり、さらにもう一つは山寺川市街地排水浄化対策事業と銘打って、市街地の屋根とか道路に堆積した、要は屋根の粉じんとか道路上のタイヤの粉、そういう汚れが降雨時に琵琶湖へ流入する、それが汚濁の原因である、そういうノンポイント汚濁という要因を言われているんですけれども、そういう負荷を軽減する取り組みまで一歩進んでされている
また、先ほど来御審議いただいておりますけれども、その中でも、先進的な面源対策として市街地排水浄化対策を実施されていること、そして琵琶湖の水質保全対策行動計画に基づいて汚濁負荷削減の集中的実施などに取り組んでいるということを伺っております。 これら滋賀県の先進的な取組については環境省としても情報収集に努めまして、また知事とも時折意見交換などもさせていただいております。
山寺川市街地排水浄化対策事業、これは十億円、いずれも国交省の補助ですが、で行われています。さらに、水田反復利用施設事業、これは水田からの農業排水を反復利用する、いわゆるみずすまし事業と言われているものです。 私は、これらの事業は、それはそれとして必要だと思うんですけれども、これまでの琵琶総の事業を前提にして、対症療法的な事業ではないかと。
また滋賀県の例で恐縮でございますけれども、滋賀県ではこの制度を活用して、市街地から琵琶湖に流入する雨水を処理するための市街地排水浄化対策事業を実施しております。
そうした中で、今先生御指摘のように、国土交通省におきましては、ノンポイントの汚濁負荷の削減を行います下水道管理者に対します国庫補助制度を設けておりまして、今お話のありました滋賀県の山寺川市街地排水浄化対策事業ということで、滋賀県におきまして先進的に実施をしているところでございます。