1988-04-21 第112回国会 参議院 商工委員会 第8号
炭素材料をそういう状態におきまして工業用ダイヤモンドを分離する技術、それと分級する技術を開発しようと、そういうプロジェクトでございます。 これは、先生今御指摘の基盤技術研究促進センターの六十二年度の新規プロジェクトとして取り上げまして、六十二年度二千百万円融資いたしまして、四年計画でございますが、総計五億円強の融資を基盤センターから行うというプロジェクトでございます。
炭素材料をそういう状態におきまして工業用ダイヤモンドを分離する技術、それと分級する技術を開発しようと、そういうプロジェクトでございます。 これは、先生今御指摘の基盤技術研究促進センターの六十二年度の新規プロジェクトとして取り上げまして、六十二年度二千百万円融資いたしまして、四年計画でございますが、総計五億円強の融資を基盤センターから行うというプロジェクトでございます。
本来ならば二万坪ですから、かなり大きな工場になるわけですけれども、先ほど申し上げたように、工業用ダイヤモンドというのは家内工業に近い。ですから、そんなに人が要らないので土地を遊ばせておった。だから約束違反で、その後五千坪というものは韮崎市に返せということで返還を余儀なくされたという事実もあるわけです。
それから原石を送ってこないということについても、実は私の知っている人で、いま仕事をやっている人がありますが、現実には工業用ダイヤモンドというのは、大体家内工業と言っていいくらいの仕事であります。そうすると工場閉鎖の理由のいま申し上げたような三つのうちの二、三というのは、これは理由にならないと思うのです。
と申しますのは、井上委員のすでに御承知の通り、当時陸軍と海軍に工業用のダイヤモンドをば約八万カラツト余持つておつたのですが、敗戦の大きな原因とでもいいますか、お互いになわ張り争いがはげしくて、航空機や電波兵器をつくりますに一番肝要な工業用ダイヤモンドをば陸軍、海軍に軍需省より分与方を申し出たのでありますが、これをどうしてもいれてくれなかつたものですから、拙劣な策ではありますけれども、装飾用のダイヤモンド
戦時中、政府は、航空機電波兵器等の生産を増強するの必要に迫られたのでありますが、これが生産上不可欠の資材はダイヤモンド工具でありまして、当時工業用ダイヤモンドは陸海軍が相当多量に南方々面から入手していたのでありますが、すべて陸海軍工廠に受け入れられまして民間には廻らず、止むなく軍需省は一般国民から装飾用ダイヤモンドを買上げることとなり、昭和十九年七月『ダイヤモンド買上実施要綱』を定めてこれを各地方長官
戦時中政府は、航空機、電波兵器等の生産を増強するの必要に迫られたのでありますが、これが生産上不可欠の資材はダイヤモンド工具でありまして、当時工業用ダイヤモンドは陸海軍が相当多量に南方方面から入手してい、たのでありますがすべて陸海軍工廠に受入れられまして民間にはまわらずやむなく軍需省は一般国民から装飾用ダイヤモンドを買い上げることとなり、昭和十九年七月ダイヤモンド買上実施要綱を定めて、これを各地方長官
品質は、主として工業用ダイヤモンドでありますが、現地において買い上げるものは、工業用にあらざるものも、万一の場合を顧慮して買い上げております。数量は、そのときの現地の状態によりまして、はつきりいたしませんが、南方を占領いたしまして初めて大きな数量が入つたように記憶しております。幾らであるかは記憶しておりません。
そうしてそのダイヤは十一万二千五百と思つておりますが、そのダイヤモンドだけでなしに、その間大阪、名古屋方面らしいものが、約四万五千カラツトくらい入り込んで来ましたし、それからそのほかにたくさんの工業用ダイヤモンドも入つて参りました。その工業用ダイヤモンドは、全部かどうかは知りませんが、大体において私どもの手元で整理をして、そうしてそれぞれの番号をつけて、小さな包みにして向うに納めたわけであります。
それは宝石用ダイヤモンドも工業用ダイヤモンドも一緒になつた量でありまして、宝石用というのはその中の何分の一かに該当するのでありますが、その価格は、宝石用ダイヤモンドの方が半分よりも多いくらいの現状になつております。
もうそのころになりますと、陸軍、海軍、それぞれ物動計画としてはABという名称を使つておりましたが、陸軍、海軍ともにボルネオ地区及びジヤワ地区から、どんどん工業用ダイヤモンドを持つて帰つておりましたけれども、C部門、いわゆる商工省関係の部門に対しては、いかに交渉してもわけてくれないという事情があつたのでございます。
従つて、そのいわゆる運転資金的な工業用ダイヤモンドがだんだん底をついて来たものですから、結局徹底的に抗戦するためには、二年なり三年なり航空機工業を維持するだけの、ダイヤモンドを持つていなければ、抗戦を継続できないわけです。そのために買い集めたわけです。
いわゆる当時はA、B、Cに物動がわかれておりましたから、従つてダイヤモンド・ツールなんかも物動的な取扱いを受けてやつておつたわけで、C部門、いわゆる航空兵器総局、軍需省関係はだんだん工業用ダイヤモンドが払底して参りましたが、装飾用のダイヤモンドでツールをつくらせませんので、航空機工場にはダイヤモンド工兵のメーカーはツールを売り渡すわけに行かなかつた、そういう実情であります。