2021-04-16 第204回国会 衆議院 環境委員会 第5号
田代山周辺は、地質が脆弱で山腹崩壊等が発生しやすい地域であり、昭和三十年代から六十年にわたり治山事業による整備を行ってきたところでございます。しかし、平成三十年と令和元年の台風により、今もお話がございましたように、甚大な被害が発生いたしました。
田代山周辺は、地質が脆弱で山腹崩壊等が発生しやすい地域であり、昭和三十年代から六十年にわたり治山事業による整備を行ってきたところでございます。しかし、平成三十年と令和元年の台風により、今もお話がございましたように、甚大な被害が発生いたしました。
近年、地震や豪雨等で激甚の山地災害が多発する中、山腹崩壊等に伴って、その上に生息していた樹木が流れ出して被害をもたらす流木災害も顕在化をしているところでございます。昨年、大変災害の多い年でございましたが、七月豪雨で広島とか高知でも大変な土砂災害がございました。また、九月の北海道胆振東部地震でも、そして同じく九月、台風二十四号による土石流の被害と、全く油断のならない状況でございます。
そこで、営農再開に向けての取組状況を若干御説明させていただきたいと存じますが、まず、国が造成をいたしましたパイプラインというものがございますが、三百九十カ所で浮き上がりですとか離脱等の壊滅的な被害を受けたところでございまして、ともに、約百四十ヘクタールの農地で山腹崩壊等により土砂の流入被害も発生をいたしました。
また、今般、大規模な山腹崩壊等への対応など、被災地の復旧復興に必要な経費を平成三十年度補正予算案に計上しているところでありまして、早期の成立の御理解と御協力をお願いをしたいと思います。
こうした対応により、関係自治体に安心して災害復旧復興に取り組んでもらえるよう、熊本地震と同様に、公共土木施設や農地の災害復旧事業等について、補助率をかさ上げすることなどで自治体の地方負担を軽減するとともに、大規模な山腹崩壊等への対応など更に必要となる経費について平成三十年度補正予算案に計上しているところでありまして、早期の成立の御理解、御協力をお願いいたします。
一方、山腹崩壊等によりまして大量の土砂、流木が発生して、被災地の復旧復興に当たりその処理が課題となっているところでございます。堆積した土砂、流木への対応としましては、国が権限代行として除去することとした赤谷川を始め、国が県と連携をして二次災害防止の観点から除去を進めてまいります。
この調査結果から、今回の災害は、記録的な豪雨による特定の箇所に集中した雨水が要因となり、森林の有する山地災害防止機能の限界を超えてしまったと、限界を超えて山腹崩壊等が発生したものであり、雨水及び地形、地質による要因が大きいものと推察されます。
○宮原政府参考人 台風十八号の豪雨によりまして、全国で山腹崩壊等の山地災害が発生しておりますが、滋賀県におきましては、先生御案内のとおり、人命被害も出ましたし、被害箇所は三百七カ所、被害額は八十二億円と、大きな被害となっております。
あるいは山腹崩壊等により荒廃した山地においては緑を復元するというような山腹工を実施する、いろいろそういった自然環境をより創出するというような観点からも事業に取り組んでいるところでございます。
先生御指摘のように、山腹崩壊等が発生した林地の荒廃箇所につきましては、緊急に復旧を要する箇所から災害関連緊急治山等事業等によりまして早期復旧に努める、あるいは植林を行うといったような対策を講じているわけでございますが、梅雨期の出水時期等につきましては、これらにあわせまして山地災害を未然に防止するという観点から、そのような危険箇所のパトロールを実施いたしております。
建設省といたしましては、今先生がおっしゃいましたように、有珠山とか御岳あるいは桜島等におきまして、土石流、山腹崩壊等の大規模な火山災害につきまして、砂防ダム、遊砂地、導流堤等の砂防施設の整備を図るとともに、一部の火山につきましては、あわせて監視カメラ、ワイヤセンサー等の土石流の監視装置を設置いたしまして、火山地域におきます地域住民の人命、財産を守るための事業を推進してきたところでございます。
さらに、水源滋養と保安林の整備事業を積極的に推進して、これは林野庁の範囲ですが、山腹崩壊等に対して治山事業を、また渓流の荒廃に対しては砂防工事を、これは先ほどもちょっと問題にしました。こういうことをひとつ積極的にやっていかなければならぬだろうし、また埋没土砂の著しいダムに対しては、機能回復あるいは砂利資源の確保から、埋没土砂の排除、掘削あるいは採取する。
桜島火山の活発化により、降灰の堆積、噴石等により山容が変貌するほどの山腹崩壊等が発生をし、山地の荒廃と渓流の浸蝕は急速に進み、各河川とも豪雨等により土石流発生の危険性をはらんでおります。そのため、山麓のミカン園等の農耕地はもとより、海岸沿いにある人家は、絶えず危険にさらされておるのであります。
阿蘇南郷谷地区におきましては、七月十六日ないし十八日にかけて、梅雨前線による豪雨のため中小河川のはんらん、山腹崩壊等により多くの被害が生じ、農林水産関係に限っても、七月三十一日現在で、施設、作物を合わせて十四億七千万円に達しております。
このような事態に対処するために本法をさらに延長し、これらの山腹崩壊等の災害を未然に防止するということも特に必要というふうに考えまして、いわゆる大流域地帯のそういったものではなしに、局所豪雨によって被害を受ける、最近できたそういう部落とか住宅地とかいうものも重点的に考えていかなければならぬということが、一つの対象とした大きな原因なのでございます。
○角屋委員 災害査定の問題で、これはいつの災害でも感ずる問題でございますが、これは各省それぞれ災害のなわ張りといいますか、そういうものはもちろんございますけれども、たとえば紀州路の災害の場合におきましては、今回、山腹崩壊等によって山の崩壊が起こる。そして途中住居を崩壊させたりあるいは人の犠牲を伴ったり、さらにまた土砂が下流の平たん部に堆積をする。そこには豊地もある。
ダムの上源について、山腹崩壊等の発生を防止する必要の個所がある場合には、徹底して砂防工事を施工していかなければなりません。なお、加治川では滝の内に治水ダムを、内の倉に農業用ダムを建設して、洪水調節を行なうという治水対策がとられておりますが、治水ダムの建設については、慎重に検討される必要があります。
実際はそういう努力が続けられたものと私どもは考えておりますけれども、現実の問題としてはそれぞれの仕事の分野が違っておりますので、そういう点につきましては今後とも十分御尽力を願わなければならぬと私は思いますが、今回の現地等を考えましたときに、三百ミリ以上の鉄砲水が出ましてもなお山腹崩壊等がないようにするということについては、私どもは専門家ではないのでありますから、的確な判断は困難でございますが、ある程度
そのほか、二級国道につきましては、柏崎-会津若松線、山形-鶴岡線、石巻-横手線、十和田-大館線等におきまして、山腹崩壊等が起こりまして交通不能の個所が発生しております。それから地方道におきましては、これはやはり軽微なものを除きまして、二十一カ所ほどの交通不能個所を生じております。それの状況をお手元の資料について申し上げます。 お手元の資料の二ページ目をお開きいただきます。