1964-10-27 第46回国会 衆議院 地方行政委員会 第67号
そして関係者の現在の次長あるいはその前の次長、あるいは責任者、関係者がやられておりますが、その処分というものは大体において百分の二十から百分の三くらいの間にそれぞれ軽重をつけられて処分されておるが、そうなってまいりますと、私は先ほど国家公安委員長に質問したのでありますけれども、浅沼事件が起こったときには山崎国家公安委員長がおやめになったデイシャワー事件では県川国原公安委員長がおやめになった。
そして関係者の現在の次長あるいはその前の次長、あるいは責任者、関係者がやられておりますが、その処分というものは大体において百分の二十から百分の三くらいの間にそれぞれ軽重をつけられて処分されておるが、そうなってまいりますと、私は先ほど国家公安委員長に質問したのでありますけれども、浅沼事件が起こったときには山崎国家公安委員長がおやめになったデイシャワー事件では県川国原公安委員長がおやめになった。
ちょうど淺沼事件のときに、山崎国家公安委員長をやめさせたが、これは内閣に対する責任の追及の防波堤にしたのだといわれたゆえんもここから出てくるのであります。 第二点は、先ほども総理に対する質問で出たのであるが、人員配置の問題であります。
時の山崎国家公安委員長を罷免することによって責任のすりかえをなされた。
池田首相は、浅沼刺殺事件に際して、世論騒然たる中で、山崎国家公安委員長を辞任させ、総理みずからは直接政治責任はないと言明をされました。法律的にはあるいはかような解釈も成り立つかもしれません。しかし、かかる頻発する右翼テロ事件の失態に対して、だれが最高の政治責任を持つのでありましょうか。
池田総理は、今回の淺沼テロ事件について山崎国家公安委員長が最高の政治責任をとってやめられたというふうに御説明になっておるわけであります。これに対しまして世上相当の疑惑がある。一体最高の政治責任とはどういう意味なのであろうか、悪く言うものは、それは選挙対策だと言う者がある。
高度の政治責任ありとして山崎国家公安委員長はやめたのだ。一体あなたは高度の責任――山崎さんとあなたを比べれば、あなたの方が高度だと思うのだ。その高度の政治責任を負うならば、内閣総理大臣が負わなければならぬものじゃないか。何の権能もない国家公安委員長が責任を負うたことでこの責任は解除されないではないか。しかし私は、今直ちにあなたにやめろとかなんとか言う意味じゃないんです。
しかるに政府は、政治責任の所在について一片の説明すら表門することなく、山崎国家公安委員長の更迭を行うことによって政府責任を果たしたとされておりまるが、この唐突にして不鮮明な責任のとり方は国民の理解し得るものではありません。