2021-04-21 第204回国会 参議院 本会議 第17号
我が国固有の領土である沖縄県石垣市の尖閣諸島領海に武器使用をちらつかせる中国公船が実効支配せんとする事態が頻発し、また、南シナ海でも軍事基地を次々と建設するなど、極めて憂慮すべき状況であります。 今回、こうした懸念を正面から共有し、一歩も譲歩する考えがないことを内外に明確化したことは、歴史的に大きな意義を持つと評価をいたします。
我が国固有の領土である沖縄県石垣市の尖閣諸島領海に武器使用をちらつかせる中国公船が実効支配せんとする事態が頻発し、また、南シナ海でも軍事基地を次々と建設するなど、極めて憂慮すべき状況であります。 今回、こうした懸念を正面から共有し、一歩も譲歩する考えがないことを内外に明確化したことは、歴史的に大きな意義を持つと評価をいたします。
過去に、中国当局が尖閣諸島領海での法執行権に関して同様の主張をしたことがありましたか。また、この領海侵犯事案について、海上保安庁では映像や写真の記録が残されているのかを答弁いただきたいと思います。
去る五月八日、中国海警局の公船が尖閣諸島領海内で操業中の我が国の漁船を追尾する事案が発生しました。どのような事案だったのか、まずお答えください。
これは、委員御指摘のとおり、尖閣諸島領海に侵入した中国公船から小型無人機ドローンが飛行し我が国の領空を侵犯いたしましたのはこの事例が初めてだというふうに認識しております。
初めに、尖閣諸島領海警備等に関連して質問いたします。 尖閣諸島が我が国固有の領土であることは、歴史的にも国際法上も疑いがなく、既に我が国がこれを有効に支配しております。 このように、同諸島をめぐって解決すべき領有権問題は存在しないわけでありますが、昨年八月には、尖閣諸島周辺海域において多数の中国漁船が領海に侵入し、また、それに引き続き、多数の中国公船が領海に侵入する事案が発生しました。
また、私から申し上げるまでもなく、尖閣諸島、領海あるいは接続区域も含めて、しょっちゅう中国の海警局、あるいは漁船、領海侵犯やら、もう本当にたくさん、三百隻、四百隻の漁船、しかもその中には工兵、水上工兵が乗っているということまではっきりしておりますし、中国軍当局が絡んでいるということも事実としてはっきりしてまいりました。
尖閣諸島領海侵犯事件での毅然としない対応。頻発する集中豪雨被害や首都圏直下型大地震などの脅威にさらされ、防災対策としての公共事業を本気で考えなければならない我が国にとって、コンクリートから人へ、命を守ると叫びながら、公共事業を削減して日本人の命を脅威にさらしているという本末転倒。
尖閣諸島領海に入った。逮捕、拿捕ともにゼロである。一九九六年九月、十八名の活動家と四十四名の報道陣が乗船してこの海域に侵入した。逮捕はしていない。逮捕ゼロである。一九九六年十月七日、四十一隻が再び領海を侵犯した。四名が魚釣島に上陸した。逮捕した者、拿捕した者ゼロである。一九九七年四月十六日、中国の海洋調査船「海洋十三号」が石垣、宮古周辺の領海を侵犯した。海保は、停船、臨検をしていない。
そういう状況のところに、先般の中国漁船による尖閣諸島領海侵犯という事件が起きまして、これは一体どういうことであろうかと思っておりましたら、中国側が調査した結果であるとして、日本国政府に正式に通報してきたところによりますと、これは偶発的な事件である。偶発的な事件であって、中国政府が意図的にやったものでもないし、計画してやったものでもない。
まず、尖閣諸島領海侵犯事件について、いま、本措置法案が衆議院を通過し、参議院に回ってきたこの時点で事件が起きたということが、きわめて特徴的な背景があるのではないかと考えます。去る四十七年、日中国交正常化の際、日中共同声明において領土問題に触れないことが確認されているにもかかわらず、それに影響を与えるような事件が起きたという背景は何であったのでしょうか。
御承知の中国漁船による尖閣諸島領海侵犯事件について、東京及び北京の両地において中国側に申し入れることとしておりましたが、本日午後、東京においては申し入れを行いました。北京においてはまだ行っておりませんので、両方の結果を見てから、これに対する判断、対応等をいたしたいと存じまするが、東京において申し入れました内容の骨子を御報告いたします。