1949-10-20 第5回国会 衆議院 災害地対策特別委員会 第12号
これが原因といたしましては、これら小派川に対する維持管理が十分でなかつたことにあることは、もちろんでありますが、特に林道の完備いたしておらぬわが国の現況におきましては、山林の濫伐が、伐木の搬出に便なる流域面積の小なる小派川流城の出地にのみ集中される傾向があるのでありまして、今後林道の開設普及の必要性が痛感されたのであります。 第二に、短期融資等のいわゆる累急措置に関する問題であります。
これが原因といたしましては、これら小派川に対する維持管理が十分でなかつたことにあることは、もちろんでありますが、特に林道の完備いたしておらぬわが国の現況におきましては、山林の濫伐が、伐木の搬出に便なる流域面積の小なる小派川流城の出地にのみ集中される傾向があるのでありまして、今後林道の開設普及の必要性が痛感されたのであります。 第二に、短期融資等のいわゆる累急措置に関する問題であります。
信越國境佛ヶ峯に源を発しまする馬場川は中頸城郡水原村地内において、小派川を集め、泉村を貫流、關川に合流しております。延長約十二キロ、その流域はことごとく地滑り地帯でありまして、兩村における地滑りの被害は耕地、山林、宅地、通路等の崩壊、流失のみならず、家屋の倒壊ないしは移転等、無年こうむる損害は莫大なものがあるのであります。