2021-05-18 第204回国会 参議院 国土交通委員会 第16号
休泊川では、令和元年の東日本台風により、全体で八十戸を超える家屋浸水被害が発生しました。これは、流域に降った雨水が一気に流れ込み、休泊川の流下能力を上回ったこと、利根川との合流点で流下した洪水が休泊川排水機場の能力を上回ったことなど、複数の要因によるものです。
休泊川では、令和元年の東日本台風により、全体で八十戸を超える家屋浸水被害が発生しました。これは、流域に降った雨水が一気に流れ込み、休泊川の流下能力を上回ったこと、利根川との合流点で流下した洪水が休泊川排水機場の能力を上回ったことなど、複数の要因によるものです。
次に、地元の話をさせていただきますが、おととしの台風十九号で、私の地元行田市で、家屋浸水被害二百戸を超える大規模な水害が発生しました。行田市ではこのような大規模水害が発生したことは初めてでありました。原因は、荒川の水位が上がり、県が管理している忍川が越水したことによるものでした。
○井上政府参考人 令和元年東日本台風では、荒川水系などで甚大な浸水被害が発生し、埼玉県行田市の忍川では、洪水氾濫により床上五十五戸、床下百九十四戸の家屋浸水被害が発生しました。
令和元年東日本台風では、この狩野川台風を上回る総雨量を観測いたしましたが、本川から約六割の流量を狩野川放水路に流すことにより、本川からの氾濫を防ぎ、人的被害がゼロ、家屋浸水被害も内水等による約千三百戸に抑えることができたところであります。
こうした中でも、先ほどの狩野川放水路のように、過去に整備した治水施設が効果を発揮し、人的被害、家屋浸水被害を軽減したところでございます。
この結果、昭和五十七年にも台風十八号ということで今回とほぼ同じような雨が降ったときがございましたけれども、その際、三万戸に上る家屋浸水被害が発生いたしましたのに対しまして、今回は、それよりも若干雨が多かったにもかかわらず、流域の市、町では家屋浸水が千三百戸ということでございました。 また、先生先ほど触れていただきました鶴見川多目的遊水地でございます。
最上川中流部では、平成二十五年七月洪水のほか、平成九年六月洪水、あるいは平成十四年七月洪水など、たびたび家屋浸水被害が発生しているところでございます。