2017-06-07 第193回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
○緒方委員 ということは、今結構重要だと思ったんですけれども、官庁人事について、内閣官房の副長官とか、官房長官でも結構です、それらの方々と官庁の方がいろいろと議論をされる、人事の情報についていろいろやりとりをされる、その情報が国家公務員法上の秘密に当たらないということは、対外的にべらべらしゃべってもいいということですよ。そんな話はないと思いますよ。
○緒方委員 ということは、今結構重要だと思ったんですけれども、官庁人事について、内閣官房の副長官とか、官房長官でも結構です、それらの方々と官庁の方がいろいろと議論をされる、人事の情報についていろいろやりとりをされる、その情報が国家公務員法上の秘密に当たらないということは、対外的にべらべらしゃべってもいいということですよ。そんな話はないと思いますよ。
他方、民主党はマニフェストにおいて無駄遣いと天下りを根絶して財政を健全化すると明確に宣言をしていましたが、昨年六月に閣議決定した国家公務員の退職管理基本方針では、官庁人事の停滞回避や公共部門での知見活用を理由に独立行政法人などへの現役出向を全面的に容認するということにしております。これは、公務員制度改革を始めとする行政改革への今後の政府の取組姿勢を疑わざるを得ません。
○松谷蒼一郎君 官庁人事は、大体六月の国会明けなんですよね。予算をこれから編成しようというこんな十二月の人事異動なんというのは聞いたことがないんです。 それから、人心一新を図ると、こうおっしゃったけれども、全然図ってないじゃないですか。産政局長の不在が二カ月続いた。その結果、大臣をめぐる暗闘が続いた。それで、次のようなことが露呈した。
公団、事業団等をいわばそれぞれの外郭団体のようなものにして、特に、上級公務員の退職後のポストの場として確保するという、いわゆる天下りとか渡り島とか言われるものを見ますと、それぞれの官庁人事のしわ寄せが公団、事業団等特殊法人に来ているということは否定できない事実であります。
公団、事業団等をいわばそれぞれの外郭団体のようなものにして、特に、上級公務員の退職後のポストの場として確保するという、いわゆる天下りとか渡り鳥とか言われるものを見ますと、それぞれの官庁人事のしわ寄せが公団、事業団等特殊法人に来ているということは否定できない事実であります。
何となく官庁人事というものが、既往の枠の中で、まあこうすると言えば言うことを聞くべきだというような印象の今日的行政のあり方については、私はやっぱり改めなけりゃならぬ問題じゃなかろうか。そうではあっても、四日か五日くらいの間待って、そうして心構えを求めていくという姿勢をやっぱりとるべきではなかろうか。
○野口忠夫君 官庁人事というものは、退職後の世話などありまして、天下り人事などととかくの批判が多くて、一般公務員の人事とは異なる経過をたどることは私もわかっております。
最近の国鉄首脳の現場に対するやり方、あるいは、いま問題の合理化のやり方、そういうものにいま副総裁の言う官庁人事から生まれてきた人間的な扱いですね、そういうやり方が、私は、残念だけれども、最近は全くないような気がする。たとえば、ことしの十月十四日に三十年の表彰があった。九月にちょっとした紛争があった。それが、通常の手続であれば事前通知を出したりするわけですね。
それから人員を調べてみましても、まだ今度出た週刊誌にもよると、民間に移った人の名簿一覧表が出ておりますけれども、これも総体的にひっくるめて私は官庁人事、とりわけ高級人事のあり方を検討しない限り、その問題の本質的な解決に私はならぬと思うのです。
○大平国務大臣 いま先生の御指摘がございましたように、官庁人事とその昇進、給与との関連でございますが、これはひとり外務省職員ばかりでなく政府職員全体について御指摘のような通弊があると思うのでございます。
これは世論のとうとうたる官庁人事の天下りをはるかに上回っており、少くとも独占禁止法の精神にもとるものであって、正義の上においてこれを見のがし得ない、こういうふうに某経済雑誌は書いております。またこの銀行の重役送り込みの形には、お目付型と停年送り込み型と二色あるけれども、いずれにしてもゆがめられた日本経済の一つの姿である、決して健全なる姿ではない。
元来、日本の行政面に科学技術が大きく取り上げられなかったのは、行政官庁人事の体系が、そうしからしめた点もたくさんあるのであります。たとえて申しますると、技官ではなかなか局長になれないとか、課長の大半、重要ポストは法文科出が占めているとか、そういう点がたくさんあったと考えられる点もあるのであります。
第四は、官庁人事を嚴格にせよということであります。公正有効な採用試験の上に適切な訓練を施し、しかも知力のみに偏せず、人物の考査を終始貫かなければならぬと存ずるものであります。 第五は、行政査察の徹底化であつて、本院における行政査察委員会の活動にかんがみましても、このことの重要視すべきことが明らかにされております。
○羽仁五郎君 最後に第八、人事院についてでありますが、この人事院が古い封建的な、合理な官庁人事というものを打破して、近代的にして合理的な、民主主義的にして能率的な公共業務の遂行に当つておられることに対する一般の認識が極めてまだ低い。大体人事院というものは悪口の材料にしかなつていないということを御報告せざるを得ないことを、甚だ残念に思う次第であります。