2006-04-07 第164回国会 衆議院 外務委員会 第9号
具体的には、まず、規制緩和云々の議論はございましたけれども、安全を最優先とする事業運営、経営の中で、安全というものをもう一度しっかり確立していただくために、航空会社において、安全管理規程の作成の義務づけ、あるいは安全統括責任者、そういったものを置くということ、あるいは安全に関しての情報を積極的に公にしていく、こういったことが必要だという観点から、今国会に航空法の一部改正法案を提出させていただきまして
具体的には、まず、規制緩和云々の議論はございましたけれども、安全を最優先とする事業運営、経営の中で、安全というものをもう一度しっかり確立していただくために、航空会社において、安全管理規程の作成の義務づけ、あるいは安全統括責任者、そういったものを置くということ、あるいは安全に関しての情報を積極的に公にしていく、こういったことが必要だという観点から、今国会に航空法の一部改正法案を提出させていただきまして
この安全統括管理者の選任問題というのは、まあ人事問題が絡んだり、取締役会において本当に権限を行使することができるのかといった問題が指摘されておりますけれども、最も基本的なことは、この安全統括責任者という、こういうふうなことをおつくりになったんですから、安全統括責任者には一体どんな資質が求められるのですか。
まあややもすると、こういう安全統括責任者を置けば一応は事足れりと、こういうふうなことだと思いますけれども、本当に仏作って魂入れるのかと。やっぱりこの安全統括責任者が本当に機能する、そういうふうなことを私はこれから国土交通省さんにおかれましても一番大きなポイントとしてフォローをしていっていただきたいと、このように思います。
ただ、具体的に日航が業務改善命令を出されるに至って、その後もずっと続けたという事実は事実で残っておって、そこへ仮に今回のこの安全統括責任者という方を置かれた場合に、この方が解任されるべきかどうかということの判断がここで申し上げられないということは、極めて先々分からないことに我々は賛成していかなきゃならぬという感じを受けるんですよ。
今回の改正で安全管理規程作成と安全統括責任者の選任が義務化されているわけなんですけれども、このことで、かつて航空会社の安全対策に取り組んだ役員の方が無事故記録よりも日々の取組が重要だということを言葉として残しておられます。そういう意味で、運輸事業者にとって安全管理規程とか安全統括責任者というのは大変重い意味を持ってくると私は思っています。
○末松信介君 時間来ましたので、安全統括責任者というのはちょっと下げます。 ありがとうございました。