2009-02-20 第171回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第2号
豊川におきましては、先生先ほどおっしゃったように、これまで宇連ダム、大島ダム等の農業用水等の利水施設は整備されてきましたけれども、洪水調節や河川の維持流量の補給を目的とするダムは現在まで建設されておらず、この設楽ダムがこれらの目的をあわせ持つダムとなります。
豊川におきましては、先生先ほどおっしゃったように、これまで宇連ダム、大島ダム等の農業用水等の利水施設は整備されてきましたけれども、洪水調節や河川の維持流量の補給を目的とするダムは現在まで建設されておらず、この設楽ダムがこれらの目的をあわせ持つダムとなります。
また豊川では、豊川用水の水源であります宇連ダムの貯水率は十一月二十五日現在二七%となっておりまして、現在上水一五%、工水二〇%、農水四〇%の取水制限を行っております。 さらに、四国に飛びまして、吉野川水系の銅山川を見てみますと、愛媛分水の水源であります柳瀬ダム、新宮ダムの貯水率が十一月二十五日現在三八%となり、現在工水一五%の取水制限を行っております。
この計画のうち、宇連ダム、大野頭首工及びこの頭首工から幹線水路の東西分水工までの大野導水路は、農林省による国営事業として完成し、東部幹線水路工事の一部を実施中、昭和三十六年九月に公団事業として引き継がれたのであります。
水源関係では宇連ダムは国営当時に完成されましたが、佐久間ダムからの導水路は未着手でありましたので、その第二号トンネル約四千八百メートルに着手し、また、準備工事として佐久間配電線工事等を施行いたしました。
総事業費は約三百五十七億であり、そのうち宇連ダム、大野頭首工、大野導水路、東部幹線水路の一部などに要した約五十億円の工事はすでに終了し、残工事も九月十五日をもって豊川用水事業を引き継ぐ愛知用水公団が、今後約七カ年間で竣工する予定ということであります。 以上が本事業のあらましであります。
これは御承知の宇連ダムに昭和二十四年にかかっておりまして、その後、三河地区の特定地域の開発というようなことが実は二十九年の閣議決定になったことがございます。それから昭和三十二年に豊川事業につきまして特別会計に入るということがあったわけでございます。
今まで使いましたほとんど大部分は、一番上にある国営農業水利事業でございまして、先ほど申しましたように宇連ダムでございますとか、大野頭首工あるいは幹線の一部というものを今までやったわけでございます。それから開拓事業につきましては、これは地区内の道路とかあるいは開肥作業とかいろいろございますが、水路等につきましては、まだ今後の問題でございまして、道路等を主として今までやったわけでございます。
さらに農林省の計画で、農業用水、工業用水のための宇連ダムの建設工事がほぼ完了いたしましてこれから水を導きます水路を作ることになっております。そうなりますと、今までの工業開発のための基礎的な悪条件が全く逆伝して、電力と工業用水ともにそろって、ことしからやっと有利な状態になってくるわけなんです。