1973-08-24 第71回国会 衆議院 外務委員会 第32号
このような解釈がどんどん拡大されていっているという問題と、もう一つは、在日米大使館、これの極東地域以外に在日米軍基地が使用される可能性があるという証言、さらにゲイラー米太平洋統合司令官、これは沖繩返還後も戦略的重要性に変化はない、第三海兵師団の撤去はしない。さらにクレイ空軍司令官は、嘉手納空軍基地は西太平洋の戦略基地として保持し続ける。
このような解釈がどんどん拡大されていっているという問題と、もう一つは、在日米大使館、これの極東地域以外に在日米軍基地が使用される可能性があるという証言、さらにゲイラー米太平洋統合司令官、これは沖繩返還後も戦略的重要性に変化はない、第三海兵師団の撤去はしない。さらにクレイ空軍司令官は、嘉手納空軍基地は西太平洋の戦略基地として保持し続ける。
ところが、先ほど三木外務大臣がおっしゃいましたように、同日、ジョンソン米大使、シャープ・アメリカ太平洋統合司令官が佐藤総理を訪問した際、「汚染の原因は絶対に米原潜ではない」旨を強調したと報道されておりますが、日米の見解は完全に食い違ったのであります。
さらにきのうその後シャープ太平洋統合司令官とジョンソン大使とが総理大臣に六時ごろに面会を求めました。その際、強く総理大臣から要求をしましたので、アメリカとしては、それでは調査団を派遣してこようというふうな、アメリカ自体としても調査してもいいというようなことで、私も外務省から公式ではございませんが、大体アメリカから数日後に調査団も専門家を出すというところまできております。
なぜかならば、九月の一日に東京におきまして、「アメリカのアジアの戦略と日本の果たす三つの役割」ということで、シャープ米太平洋統合司令官を迎えて開かれました日米安全保障協議委員会では、軍事的な観点から見た国際情勢に関する意見交換が行なわれたのであります。このことは明らかになっております。しかも、その中心的なテーマはベトナム問題であったことについても明らかにされております。
アメリカの太平洋艦隊司令長官のシャープ氏いまは太平洋統合司令官ですかになっておりますが、この人が十一月十七日に横須賀へ視察に来られた。そのときに記者会見をいたしまして、アメリカの原子力潜水艦入港問題についての見解を発表しておる。で、これは横須賀で行なわれたのと、たしか日本人の記者が入っておらなかったと思うので、したがって、日本の新聞には出なかった。
米国政府は、三十一日、ポラリス潜水艦が太平洋に配置されるという台湾におけるフェルト太平洋統合司令官の発表を確認したと、報道せられております。私は、このことはまさにアメリカの極東における核戦略体制の強化が急ピッチであることを物語っておるものであると思います。
現に、昨年の四月二十三日から二カ月間行なわれた米上院外交委員会、これの秘密公聴会の中で、六月二十日であったと思いますが、フェルト太平洋統合司令官は証に台に立たれまして、一、在日第五空軍とフィリピン駐在の第三空軍は、それぞれ核兵器運搬能力を持っている、こういうふうに証言をなさったのであります。