2021-02-24 第204回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
少なくとも首都圏や関西圏には、今回明らかとなったように、大型クルーズ船に対応できる機動的かつ大量検査に堪えられる備えが必要ではないでしょうか。 英国では、二〇一三年に、当時の保健省の下にゲノミクス・イングランド社を設立し、全国十か所以上のヒトゲノム解析センターを展開し、ヒトゲノム情報を保健医療に活用する事業を展開しています。
少なくとも首都圏や関西圏には、今回明らかとなったように、大型クルーズ船に対応できる機動的かつ大量検査に堪えられる備えが必要ではないでしょうか。 英国では、二〇一三年に、当時の保健省の下にゲノミクス・イングランド社を設立し、全国十か所以上のヒトゲノム解析センターを展開し、ヒトゲノム情報を保健医療に活用する事業を展開しています。
そこで、この今申し上げたように医師が必要とするときにPCRが受けられること、加えて、抗原検査、抗体検査の活用等、大量検査が必要だと思います。まあベストミックスという言い方もあるかもしれませんが、そのためにも、この人材確保を含む抜本的な体制の拡充が経済再開に当たっては求められると思いますが、どのように取り組むのか、お聞きをしたいと思います。
アメリカのハーバード大学の倫理センターが公表したパンデミックに強い社会への道という提言では、一日五百万件以上の大量検査体制を確立して、それで社会基盤を担う職場から順番に正常化に近づけていく。第一段階はエッセンシャルワーカーで、陽性者は公的な所得補償をした上で隔離し、職場にはほぼ感染者がいない状況で安心して働ける環境をつくっていくと。
この事実に直面して、総理自身が、PCR検査センターをつくって大量検査を行うという方針転換を表明されたわけですよ。 新しい方針をあなた自身が表明した以上、既存の予算の枠内で対応する、そういうんじゃなくて、それを実行するための新たな予算措置をとるのは当たり前じゃないですか。それをやってこそ国の本気度が自治体に伝わって、PCR検査センターの設置が前に進むんじゃありませんか。総理、いかがでしょうか。
感染経路のわからない感染者が多数になるもとで、大量検査に切りかえることが迫られています。 総理は、一日当たりのPCR検査能力を二万件に倍増する、各地の医師会の協力を得て検査センターを設置すると表明しましたが、補正予算には、そのための予算はついておりません。例えば、東京都新宿区では、一カ所当たり月五千万円が必要です。全国で行うには、相当規模の予算の計上が必要ではありませんか。
また、さまざまな安全性の検査を実施いたしまして、かなりの検査によりまして安全対策におきましても充実を図ってまいっておりますけれども、残念ながら、PCR検査につきましては、まだ大量検査法の器械が開発途上でございまして、そこは残念ながらまだ手をつけておらない、こういった状況でございます。
この段階で、直ちに検査等級を三つに簡略化するということは、いかがかと思うのでございますが、御案内のように、カントリーエレベーターあるいはライスセンターというようなものの普及が進みまして、大量検査あるいはサンプル検査による代表的な検査の方法等が考えられる段階になりますれば、現在の検査等級の問題について検討を加えるべき時期が来るのであろう。