2021-05-18 第204回国会 参議院 外交防衛委員会 第12号
どういう理由でいつ千代田と大福牧場になったのでしょうか。
どういう理由でいつ千代田と大福牧場になったのでしょうか。
これらの調査を踏まえまして、地理的な条件とか隊員の生活の利便性等を総合的に検討した結果、防衛省として最適であると主体的に判断した大福牧場と千代田カントリークラブ、二か所を候補地として選定したという経緯がございます。
○政府参考人(高橋憲一君) 委員御指摘の平成二十八年四月に修正しました大福牧場における施設配置案に記載した施設のうち千代田カントリークラブにおける施設配置案に含まれない施設でございますけれど、地対艦誘導弾及び地対空誘導弾のミサイルを保管する火薬庫、覆土式の射撃場及び訓練場につきましては、部隊運用の観点からは宮古島島内に配置することが適切であると考えておりますが、現時点でまだ具体的な候補地が決定はしておりません
当初は、大福牧場に複数の施設から成る駐屯地が整備され、千代田カントリークラブは訓練場として使用する計画でした。しかし、昨年九月に若宮副大臣は、大福牧場への配備については断念し、千代田カントリークラブへ配備する意向を表明しました。
宮古島市には、既にレーダー部隊の第五十三警戒隊を主要部隊とする航空自衛隊宮古島分屯地がありますが、新たに陸上自衛隊の駐屯地を整備し、地対艦ミサイル部隊、地対空ミサイル部隊、有事即応部隊、司令部を含め七百人から八百人規模の部隊を配備するため、当初、大福牧場地区に覆土式の地下司令部や実弾射撃場、訓練場、弾薬庫、宿舎、グラウンドなどを建設する計画でしたが、宮古島住民の強い反対で千代田カントリー跡地に変更されました
この運用局舎は、実は今委員御指摘の鉄筋コンクリート式構造の地下二階建てでございまして、床面積二千四百二十四平方メートルでございますが、これはあくまでもFPS7レーダーの運用に係る要員の執務スペースやレーダーから得られる情報データを処理するための装置など機器を設置するためのものでございまして、大福牧場予定地に計画されていた地下司令部というようなものではございません。
○伊波洋一君 大福牧場で予定していて千代田カントリークラブ跡地で施設配置案に含まれなかったものがございます。これらの施設については、今後、宮古島の島内の土地を取得し設置していく意向ですか。
しかし、昨年問題になった大福牧場だけでなく、千代田カントリークラブへの配備をめぐっても、周辺の地下水脈に影響を与える可能性があることから、市の地下水審議会の委員三人が審議会の開催を求めています。審議会の開催は委員の三分の一の請求が必要ですが、現在委員は八人で、開催要件を満たしているとのことです。