1977-04-08 第80回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号
これをお話しする前に、地番、大字名、小字名、全部言ってみてください。面積も言ってみてください。
これをお話しする前に、地番、大字名、小字名、全部言ってみてください。面積も言ってみてください。
これは私は無用な規定だと思いましてちょっと驚いておったのですが、そういうことはない、大字名など変えさせない、変える必要はないのだ、また何々町の何番地というところを、しいて番地を用いてはいけないということはないのだ、従来の通りでそこはよろしいのだということならば、実際的だと思いますが、それは間違いないですね。
市町村の町名とか大字名とかいうものも変えなさいということを言っておるのです。こんなことは非常に住民感情というものを無視したものであって、けしからぬ話だと私は思いますが、そんなことは必要ないじゃないですか。大字なんか端から端まで何里あろうといいじゃありませんか。大字は街区によって、これは何々山通り、何々峠通りと言ってみたって、その中にある家は二軒か三軒だ。
そして各郵便局に落して行つておつたのでありますが、これが新しい市になつて、旧町村名の大字名をつけないで、何市何町という新しく生れたものが非常にたくさんあります。まつたく新しい町名がたくさんできれば、これは元どこの郵便局の区内であつたかということは全然わからない。そうすると、今言つた甲の郵便局に落すべき郵便物を、次の乙あるいは丙、丁の郵便局に落すかもしれません。
さような点を考えまして私どもといたしましては、町村合併の推進本部あるいは自治庁あるいは地方のそれらの関係機関に対しまして、町村合併促進法を制定いたします前後から、その方面におきましてかような状態が起るから、もし町村合併をされる場合には、なるべくならば郵便区と行政区を一致させるような方針でやつてほしいということと、それからもしそう行かない場合におきましては、旧町村名あるいは大字名を新しい町名に冠称してほしい
請願第二四〇号、神俣駅を滝根駅と改称するの請願、請願の要旨は、神俣駅は開通当時の大字名をそのまま呼び、現在に至つているが、駅の所在地である滝根町と舞なつているような錯覚を与えており、行政上、経済上に甚だ支障があるから、これを滝根駅と駅名を改称せられたいというのであります。 以上の請願三件は、委員会におきまして審議の結果、いずれも願意を妥当と認めました。