1990-07-12 第118回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第7号
有明海沿岸の低平地におきましての湛水被害等に対応するために既に従来からいろいろと対策を講じているところでございますけれども、事例といたしましては、湛水防除事業といたしまして大和干拓地におきまして大和地区、これは昭和五十 年から六十年でございますけれども、そこで排水機場と排水路の整備を行ってまいりました。
有明海沿岸の低平地におきましての湛水被害等に対応するために既に従来からいろいろと対策を講じているところでございますけれども、事例といたしましては、湛水防除事業といたしまして大和干拓地におきまして大和地区、これは昭和五十 年から六十年でございますけれども、そこで排水機場と排水路の整備を行ってまいりました。
その中でも特に深刻な問題が生じている福岡県山門郡大和町の大和干拓地について質問します。 ことは農水省が相当力を入れて進めた国の干拓事業で、造成された土地が三百三十ヘクタール、その中で水田が二百六十一ヘクタール、入植者が二十五戸、一戸当たりの面積は四ヘクタール、これは米作を目的とした干拓地です。
○稲富委員 私は本日は、国営の干拓事業で今日償還状態にあるのが六十四カ所ありますが、そういうような全般の国営干拓事業の運営その他に対して広範に質問するつもりでございましたけれども、私に与えられた時間がわずか三十分でございますので、広範にわたって質問する時間がありませんので、その六十四カ所の中のただ一つでございます福岡県山門郡におきまする大和干拓地の問題について特に御質問申し上げたいと思うのであります
○須藤説明員 これまで農林水産省としてどのように対処してきたかということでございますが、この大和干拓地におきます地盤沈下等による湛水の排除につきましては、昭和五十年度から干拓地及び背後地、農地約四百八十ヘクタールを対象といたしまして国の補助事業による湛水防除事業をまず実施しているところでございます。
○須藤説明員 御指摘でございますが、今先生おっしゃいましたように、大和干拓地は国営干拓事業といたしまして昭和三十三年から四十六年までかかりまして造成されたわけでありますが、昭和五十一年ごろから地盤沈下現象が発生し、入植農家等の営農にも支障が生じておることは承知しております。
○福川政府委員 いま申し上げましたように、この大和干拓地の点につきましては、果たして鉱害であるのかないのかという点につきましては、先生も御指摘になりましたようにいろいろな双方の主張がございます。したがいまして、これが果たして鉱害であるのかどうかという点については今後なおさらに検討を要する点がございます。
したがいまして、これが果たして鉱害であるかどうかということにつきましては、大和干拓地の入植者と三井石炭鉱業との話し合い、それがまず出発点になるわけでございます。ただ、政府といたしましても、もちろん両当事者間の話し合いを円滑に進めるということが当然でございます。
○説明員(福澤達一君) 福岡県の大和干拓地を中心とする地域の非常に大きな塩害による水稲の被害が生じた件については、私どももすでに報告を受けております。それにつきましては、これは国営土地改良事業でやったものでございまして、国営土地改良事業の負担金につきましては、その制度上、償還を繰り延べるということができないようになっておるわけでございます。