1952-04-28 第13回国会 参議院 内閣委員会 第19号
本日提案されている事項は統計報告調整法案に対するところの政府側の提案理由の説明をお聞きすることになつているわけですが、本日は政府側から統計委員会の委員長の大内兵衞先生が来ておられますから、大内政府委員から提案理由の説明をお聞きいたすことにいたします。
本日提案されている事項は統計報告調整法案に対するところの政府側の提案理由の説明をお聞きすることになつているわけですが、本日は政府側から統計委員会の委員長の大内兵衞先生が来ておられますから、大内政府委員から提案理由の説明をお聞きいたすことにいたします。
○大内政府委員 その点、総理大臣の判定する範囲を非常に拡大いたしますと、特別の判定機関がないと、統計委員会と各省との争いはきまらぬわけでありますが、それをここでは総理大臣が直接に異議を認めたならば、そのこと自体が統計委員会はそのままもう一度審査しなければならぬというようなことになるので、総理大臣の方の事務はただ決定だけすればいいということに、権力は強くしてありますけれども、事務自体は簡単に運ぶという
○大内政府委員 ただいまのところその考えはありませんが、この法律の所管が内閣になつておる関係上、特に総理大臣の判断というところに強く訴えたい。それによつてでないとやれないと考えております。
○大内政府委員 ただいま御推察の通りでありまして、そういうきちつとした標準はありませんが、まあこのくらいがかげんがよかろうということであります。
○大内政府委員 今私の持つているのは、そして今申し上げたのは、一つの省の例でありますが、われわれの持つているのは、政府全体の省をまだ調査しておりませんが、数省について調べたところでは、大体同じようなことになつております。
○大内政府委員 これは具体的な場合によつて違うと思いますが、悪く使つたときは悪いと思います。私は今それについて何ら意見はありません。
○大内政府委員 今申し上げたのは、日本の省が歴史の順序に今並んでおりますが、そのうちでは、まん中よりちよつとあとのところであります。
○大内政府委員 ただいまの御質問につきまして、昨日の説明が非常に不完全でありましたし、それから非常に大切な問題であると感じますので、私から技術的なお話を二、三分間申し上げてみたいと思います。お許しを願います。
○大内政府委員 御注意ありがとうございました。私どもは統計をつくる上におきましては、吉田内閣であるとか、あるいは社会党の内閣であるとか、その他の内閣であるとか、そういうことを考えてはつくらないのであります。指令によつて方法をかえたり、あるいはつくるか、つくらないかということを決定するつもりは毛頭ございません。
○大内政府委員 私は統計委員会委員長として御答弁申し上げます。という意味は、私の答弁を許されている範囲以外の政治的なことはまつたく知らないからであります。