2021-06-02 第204回国会 衆議院 厚生労働委員会 第24号
ところが、二十一番目の岐阜県とか四十一番目の佐賀県を見ていただきますと、多胎児の場合は産後一年半までとか多胎児は産後十八か月までと。要するに、双子ちゃんや三つ子ちゃんは育児するのが大変だから、一人の子よりも、双子ちゃん、三つ子ちゃんの場合はその駐車スペースを長い間使えるようにしましょうねという非常に先進的な制度にしている自治体もあるということでございます。
ところが、二十一番目の岐阜県とか四十一番目の佐賀県を見ていただきますと、多胎児の場合は産後一年半までとか多胎児は産後十八か月までと。要するに、双子ちゃんや三つ子ちゃんは育児するのが大変だから、一人の子よりも、双子ちゃん、三つ子ちゃんの場合はその駐車スペースを長い間使えるようにしましょうねという非常に先進的な制度にしている自治体もあるということでございます。
○川内委員 何かごくごく一般的な官僚答弁を読んでいただいたんですけれども、御指摘の妊産婦を含めという言葉の中に、特に多胎児を抱えるという妊産婦、特に配慮の必要な妊産婦ということも重点にしながら先進事例を周知していくという理解でよろしいですかね。
まずは、産前産後のヘルパー派遣事業なんですけれども、これについて非常にニーズが高いというのを私たちも実感しているんですけれども、今のところ、国の方は多分多胎児以上の方々についての補助というのをされていると思うんですけれども、それ以外は各自治体が取り組んでいるという状況だと思うんですね。
そういった中で、NPOだったり、そういう自然発生的に、多胎児を抱えていた先輩多胎児ママというような方々がピアサポート、こういったことで地域で活動していただいております。そういった方々に対する支援なども、やっぱりそこからボトムアップで支援をしていくということも一つやり方なんではないかなというふうにも感じました。是非とも、この産後うつに関してもしっかりと国として取り組んでいただきたいと思います。
この多胎児に特化したメンタル的な支援というのがないと、やっぱりこれ、多胎児を抱えた保護者の皆さん、社会から取りこぼされていってしまう、こういった現状もあるわけです。 そういった中で、医学的なリスクを負うだけではなくて社会的、心理的なリスクも負うと、こういった視点で、産後うつにならないような取組、社会全体でこれやっぱり考えていかなければならない。
○高木かおり君 続きまして、本日、三つ通告のうちの二番と三番、ちょっと順番を変えて、多胎児に関する支援など、国の取組についての方からちょっと御質問をさせていただきたいと思います。 この多胎世帯、それから多子世帯、この違いが皆さんお分かりになるでしょうか。
里帰り出産とか、あと実家からの援助というのがこれ困難になって、また、乳幼児連れの外出への不安やつどいの広場などのデイサービス型事業の縮小、こういったことが今起きていて、孤立化している産後の家庭というのは、これは多胎児の家庭だけじゃなくて、お子様抱えていらっしゃる方は皆さんいらっしゃるわけなんですよね。
○国務大臣(加藤勝信君) 特に多胎児の場合に、なかなか外出も思うようにいかない、また育児の困難さといいますか大変さ、しっかり踏まえた対応が必要なんだというふうに思います。
ファミサポも、実際使おうと思って、多胎児、三つ子を育てていらっしゃる御家庭のお母さんが窓口に連絡をしたら、窓口来てください、使えますよと言ってくださったんですが、そこの窓口に来てくださいができないということで結局利用できなかったそうなんですが。
それで、産後ケア、大変重要なんですけど、中でも私は、双子だとか三つ子だとか、そういった多胎児家庭こそ産後ケアって物すごく大事だと思うんです。 多胎児育児って物すごい過酷なんですね。私も多子と多胎ってどう違うんだろうと思って、実際当事者の方々にいろいろお伺いしますと、多子も大変だけど多胎もめちゃくちゃ大変だということを痛感しております。
時間がありませんので、次に、前回できなかった多胎児の育児支援について質問したいと思います。 昨年の一月に、私の選挙区のお隣の愛知県の豊田市で、三つ子を育児中の三十一歳の母親が十一カ月の次男を床にたたきつけて死なせるという本当に痛ましい事件がありました。母親は、エレベーターのないマンションの四階に暮らしていて、外出もできず。
その上、そのことの混乱によって、私は、ほかに用意していた質問、例えば、私の住んでいるところの隣の豊田市で、昨年の一月に、三つ子の母親が十一カ月の次男を床にたたきつけて殺してしまったという痛ましい事件、多胎児の育児支援の話とか、あるいは、来年のオリンピックに向けて風疹のワクチンをやると言っているけれども、これは全然進んでいない話とか、いろいろな話をまだまだ聞きたいんですよ。用意していたのに。
さっきも言いましたけれども、本当に、多胎児、石川県立看護大学の大木教授によれば、不妊治療等の普及によって、三十年前に比べ、双子や三つ子が生まれる、こういう確率が高まっていると。
双子や三つ子などのいわゆる多胎児は、体重が少ない胎児が多いことや、同時に二人以上の妊娠、出産、育児をすることに伴う身体的、精神的な負担の重さや経済的な問題、様々な困難に直面する保護者も少なくなく、今委員からもいろいろお話がありましたが、このような家庭に対する支援は重要だと認識をしております。 厚生労働省としては、双子や三つ子などを持つ家庭への支援について必要な取組を推進していきたいと思います。
今後、さらに、多胎児がいる家庭の支援策について、これ調査研究やっていますから、その調査研究の結果を踏まえて、それぞれの特性に応じた必要な取組を進めていきたいと思います。
○国務大臣(根本匠君) 多胎児は妊娠届出時からの把握が可能でありますが、多胎児の出産や育児に伴う困難を想定した自治体での適切な支援につなげていくために、厚生労働省においては、平成三十年度に多胎児の保健指導に関する調査研究、これを実施いたしました。
出産年齢の高齢化であるとかそうしたことを考えますと、多胎児支援への取組について強化すべきなのではないかと考えます。 厚生労働省のお考えを伺います。
多胎児につきましては、まず、低体重児の割合が高い、同時に二人以上の妊娠、出産、育児をすることに伴う身体的、精神的な負担が重い、あるいは経済的な問題、さまざまな困難に直面する保護者も少なくないと考えておりまして、多胎児支援は重要な課題と認識しております。
特に最近不妊治療の影響で多胎児妊娠というのも当然多くなってきていますので、同時就園、兄弟という意識にはやっぱり多胎児という考え方も当然盛り込んでいかなければならないと思います。検討の検討の検討のための課題という答弁ではなくて、是非迅速な検討を、答えを出していただきたいと御要請申し上げます。
これを読みますと、生殖補助医療によって何が起こるかといえば、「多胎児や超未熟児、極小未熟児出生数の一層の増加である。」というような極めて短絡的な書き方がされておりまして、不妊治療をすると、不妊治療によって生まれてきた子供というのは何かみんな不幸な子供を産むようなことが書かれている。これは実際に不妊治療を受けておられる方にとっては、私は大変な誤解を招くのではないかと。
また、未熟児、障害児、多胎児などのハイリスク児や、不妊治療で生まれた貴重児は、保健所の保健師や助産師が早期に把握して専門的にきめ細かくかかわっていくことで虐待の発生が予防できます。そのためには、周産期医療センターや医療機関との連携、情報共有ができるように関係機関のネットワークを形成する必要があります。 次に、産後うつ病の早期発見です。
追加資料の三ページ目に概要を示しましたが、きょうだいの中で一人だけを対象とした事例が多く、対象児の六割は、多胎児、低出生体重、先天性疾患や慢性疾患などの医学的問題を持ち、また一五%が親類や施設などで養育されたことがありました。虐待者は、しつけと主張したり、受容できない、育て方がわからない、懐かない、泣き声がうるさい、育児負担などのため子供を愛せないと訴えておりました。
または多胎児、双子、三つ子とも言われております。そして、乳児虐待に出会ったときに、またこれも未熟児かというふうな事例には大変多く私たちは出会っています。
また同時に、多胎児であるとか、低出生体重児といったような、いわゆる未熟児でございますが、そういうものも、発達が非常にスムーズにいかないということから、親から見て虐待をしてしまいやすい対象になってしまうというようなこともあるわけです。 そういうようなことがあり、しかも、虐待の結果もまた、特に、そういう身体的な発達もそうですが、精神的な発達も損なわれてしまうというようなこともしばしばございます。
その一つ一つはまたお話をしてもいいのでありますが、例えて言いますならば、労働基準法の中の生理休暇から始まって産前産後の休暇、多胎児におけるところの、これを十週間にするというような定め、あるいは妊娠をなさった、あるいは出産をなさった、定期の健康診断に行かれる、そういった便宜は講じなければならない。
今までも、例えば労基法等で生理休暇から始まりまして、産前産後の休暇、あるいは多胎児についてはその休暇の期間を長くする、そうして、育児休業制度の発足。
したがって、男女雇用機会均等法でありますとか時短でありますとか、もっと細かく言いますならば、子供さんができても、あるいは育児休業だとか、あるいは介護休業だとか、あるいは多胎児の場合には産前休暇を延ばすとかいうような意味合いで、支えの意味での施策は講じていこう、あとは御家庭の中でのお話の問題だ、こう思っております。
それからもう一点は、病院の方も、恐らく初めから何人も生まれるということを予想するわけではありませんので、未熟児をそれだけ一時に育てる施設というものが、能力が果たしてあるのかどうかという問題、多胎児出産が珍しいというばかりではなしに、こういった現状もよく把握していかなければならないのではないか。