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10件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

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1952-06-14 第13回国会 参議院 法務委員会 第56号

政府委員(関之君) お尋ねの点は、本法の破壞的団体規制という法律の構成の私どもとして最も重要な問題であると考えている点でありまして、お言葉のごとく、この第四条におきましても過去においていつか暴力主義的破壞活動をなしたという、そういうような団体がありまして、それが継続又は反覆して将来活動をなす。同様な破壞活動をなす。

関之

1952-05-28 第13回国会 参議院 法務・内閣・地方行政・労働連合委員会 第2号

そうして、かような危險な暴力的破壞的団体規制するかどうかということは、行政府たる政府責任において先ず以てやるべき問題であります。その規制に対して不服があつたときに初めてこの裁判所がこれに介入して行く。それは私は三権分立建前を堅持する上において必要であろうと思いますので、いきなりこれが裁判権に行くということはむしろ三権分立を混淆するものであろうと考えておる次第であります。

木村篤太郎

1952-05-02 第13回国会 衆議院 法務委員会公聴会 第2号

第三条を終りまして第二章、破壞的団体規制の問題で、団体活動制限です。これはいよいよ実行上の問題に入つて参りますが――ここに非常に遠慮深い規定なつておりますが、この規定遠慮深く、またこまかくなつておるだけに、判断がむずかしいわけです。「明らかなおそれがあると認めるに足りる十分な理由」云々ということになつております。

原安三郎

1952-04-28 第13回国会 衆議院 法務委員会 第44号

この法案の破壞的団体という中にも、おそらく当初からそれだけの目的をもつて結成された団体もあり得るかもしれませんが、おおむねは他の目的をもつて結合された団体が、さような行為に出るというような例も多かろうと思うのであります。従いまして結局この法案は、その団体を基盤としてさような活動をするということが、問題の重点になると思うのであります。

関之

1952-04-28 第13回国会 衆議院 法務委員会 第44号

この破壞的団体に対し解散の指定をいたしますことは、まつたくこれ最後的な措置でありまして、団体活動をそのまま放任いたしますことは、公共の安全を保持する上において忍び得ないことから、万やむを得ずとる措置であります。従いまして、その団体に対しまして、第七條の規定を設けまして、団体のためにする行為は禁止する、このような措置をとらざるを得なくなるのであります。

関之

1952-04-26 第13回国会 衆議院 法務委員会 第43号

吉河政府委員 詳細な点につきましては、後日さらに資料をまとめて御報告いたしたいと思いまするが、外国からの各種の影響がありまして、わが国内におきまして、現実にかような破壞的な団体が動くという場合におきまして、この破壞的団体に視制を加えるというのが、本法案建前なつておるわけであります。

吉河光貞

1952-04-25 第13回国会 衆議院 法務委員会 第42号

南米を中心とし、そうして南アフリカないしは東亜の附近の国におきましては、かかる破壞的団体結社禁止自体を行つている立法例が多いのであります。そうして次にはこれらの結社自体刑事罰として処罰するという点が一点と、その以外におきましては、各種行政的措置をもつてこれに対処するということが第二段の考え方になるのであります。

關之

1952-04-25 第13回国会 衆議院 法務委員会 第42号

この法案規定されておりまする破壞的団体に対する規則処分、これはその本質上行政上の保安措置に該当するわけでありまして、非常に抽象的な観念から申し上げますと、学説によりますれば、これは行政内容一つの重大な部分をなす検察の観念に入るというふうにも説かれております。かようなわけで本来この種措置行政行為として行われるのが妥当ではないか。

吉河光貞

1952-04-25 第13回国会 衆議院 法務委員会 第42号

法案の第二條は、この法案による破壞的団体規制及び規制のための調査に関する基準を定めたものであります。第一項は個々の国民観点から、第二項は団体観点から、規制及び規制のための調査が、本来の目的を逸脱しないように規定したものであります。この法案の冒頭に特にかような規定を設けましたのは、法案の性格、使命が、国民の人権に関するところが多いからであります。

吉河光貞

1952-04-24 第13回国会 衆議院 法務委員会 第41号

政府におきましては平和條約の効力発生後の事態にかんがみまして別に破壞活動防止法案と本案を国会に提出いたしまして、ただいま御審議を願わんとしておるのでありますが、同法案において、いわゆる破壞的団体に関する調査及び処分請求事務を所掌せしめる機関として、公安調査庁を設置すべきことが要請されておるのでありまして、これが同法案に関連して本法案を提出する理由であります。

木村篤太郎

1952-04-24 第13回国会 衆議院 法務委員会 第41号

壞的団体規制するということは、純然たる行政問題であります。政府責任を持つてやるべき処分と私は考えております。そこでこれら処分が不当であると考えられた場合において、当事者は裁判所に対してその救済を求めることができるのであります。いきなり裁判所でやるということは、これは国家の行政権裁判権が侵害するものであると私は考えております。

木村篤太郎

1952-04-17 第13回国会 参議院 本会議 第31号

いま少し詳しくお尋ねすると、第二章第四條以下には破壞的団体規制を示しておるのであります。即ち、公安審査委員が次のような職務を行うことを認めておる。六カ月以内の期間及び地域を定めて、それぞれ集団示威運動集団行進又は公開の集会を禁じておる。六ヵ月以内の期間を定めて、当該機関紙類を印刷、頒布し、又は頒布する目的を以て所持することを禁じておる。

山花秀雄

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