1948-12-15 第4回国会 衆議院 本会議 第13号 被害者は一様に、治療費の支給、栄養品の配給、薪炭の増配当等を望んでおりますが、今日までのところ、これらの希望はまだ容れられてはおりません。その多くは家財道具を売り拂い、寒空を控えて冬の衣類さえも手放して療養費に充てている始末でありまして、子は毒薬のために病死し、親は子の治療費のために今や餓死に瀕していると申しても、あえて過言ではないのであります。 山崎道子