2021-05-26 第204回国会 衆議院 国土交通委員会 第19号
そこで、赤羽大臣にお伺いしますが、なぜ鉄筋検査、型枠検査をしなかったにもかかわらず竣工検査にかけて合格としてしまったのか。現状の調査結果についてのお話はございましたけれども、まだまだ原因究明であるとか事実確認の認定というふうなところには至っておりません。
そこで、赤羽大臣にお伺いしますが、なぜ鉄筋検査、型枠検査をしなかったにもかかわらず竣工検査にかけて合格としてしまったのか。現状の調査結果についてのお話はございましたけれども、まだまだ原因究明であるとか事実確認の認定というふうなところには至っておりません。
今回の緑橋のA1橋台のツーロット目の工事につきましては、資料をつけさせていただいておりますけれども、竣工検査の前提必須要件でもあります鉄筋検査、型枠検査を実施していないにもかかわらず竣工検査を行ってしまったことであります。しかも、合格と認定して代金まで支払ってしまった。 こんなことは、建設関係者のどなたに聞いても異口同音にあり得ないとおっしゃっております。
まあ、これもあってはならないことなんですけれども、そうだとしても、鉄筋検査とか型枠検査までやっていないということになると、これは明らかに意図的じゃないかというふうに言わざるを得ません。 なぜこんなことになってしまったのか、このことについて、まさしく説明をする責任があるというふうに考えております。
繰り返しの問いになるんですが、コンクリートの打設立会については立ち会っていなかったということなんですけれども、その前段階として、鉄筋検査、型枠検査、これもしなければいけないわけです。そして、最終的には出来形検査もやらなければならないんです。この三つはやっているんですか。
○広田委員 確認なんですが、そうすると、鉄筋検査、型枠検査、打設立会並びに出来形検査も含めて、日時がわからないということでよろしいんでしょうか。
東日本高速道路株式会社の調査によりますと、確かに検査はやっておりますが、型枠検査には監督員が立ち会っております。検査立ち会い後に型枠の位置が移動していたというような事情が重なりまして、確認できなかったというふうに聞いております。
普通例えば日本国内でもどこでも同じでございますが、私がやりましたアメリカのロサンゼルスのお役所の例を申しますと、実質検査それから図面検査はもちろんやりますが、例えばコンクリート詰め、型枠をやりますと、型枠検査までお役所がやるわけです。そして、それがないとコンクリートが打てないわけです。コンクリートのスランプテストも報告しなくてはいけない。そして打ち終わったらまたそれも検査を受ける。