1960-03-22 第34回国会 参議院 法務委員会 第8号
認証がありますと、地積図が登記所に送られてくるわけでございます。登記所はそれに基づいて台帳の記載の訂正をいたすわけでございます。現在の実情を見てみますと、地籍の調査はとっくに済んでおるにかかわらず、なかなか総理大臣の認証ができない。これはどういう事情があるかと申しますと、従来の台帳の記載が必ずしも正確でない、実測をいたしますと、台帳記載面よりも坪数、面積がふえるわけでございます。
認証がありますと、地積図が登記所に送られてくるわけでございます。登記所はそれに基づいて台帳の記載の訂正をいたすわけでございます。現在の実情を見てみますと、地籍の調査はとっくに済んでおるにかかわらず、なかなか総理大臣の認証ができない。これはどういう事情があるかと申しますと、従来の台帳の記載が必ずしも正確でない、実測をいたしますと、台帳記載面よりも坪数、面積がふえるわけでございます。
以上が大体国土総合開発に関する問題でありますが、最後に国土調査の問題でございまして、これは現在審議庁の中では一番大きい予算をとつておるものでございますが、主たる狙いは地積の整備と申しますか、地積図を作成するという点と、水の調査をやるのが現在の主たる任務になつております。
地積図については千分の〇・五以上の誤差ということにいたしたいと考えております。
○鈴木政府委員 地積図とか、家屋見取図というようなものを、当初から完全なものを整備いたすということを御心配せられておるかと存じますが、やはりなかなか困難であろうと存じます。そこでこれは逐次漸を追うて完全なものにして行かなければならないと存じます。
今のいろいろの地積図の費用等も、もちろん含めて考えております。
○門司委員 そういたしますと、この法律で定めております地積図、その他のいわゆる固定資産の算定の基礎になるべき台帳というものの製作は、相当遅れるものだというように解釈してもさしつかえございませんか。